2015年9月17日木曜日

堀川謙一が日本L・フライ級新王者、小野心を7回TKO

 日本L・フライ級王座決定戦が17日、後楽園ホールの「DANGAN139」で行われ、同級2位の堀川謙一(SFマキ)が同級1位の小野心(ワタナベ)を7回1分33秒TKOで下し、新チャンピオンに輝いた。決定戦は木村悠(帝拳)のタイトル返上によるもの。

 サウスポーの小野がフットワークを使い、それを堀川が追いかける展開。小野はカウンターを狙い、堀川の侵入を許すとクリンチで逃れるパターン。スタートはどちらとも言えない内容だったが、4回から堀川が小野をとらえ始めた。5回には右のダブルなどで元気のない小野をロープに追い込んでボディショットを見舞う。5回を終わって堀川が49-47、49-46×2でリードした。

 勢いに乗る堀川は6回も押せ押せ。コーナーに小野を追い詰め、顔面への連打から左ボディブローを決めると小野がダウン。何とか立ち上がったが、7回も堀川の猛攻が続く。下がり続ける小野を最後は主審が救った。

 35歳の堀川は4度目の日本王座決定戦でついにベルトをゲット。昨年の大みそかに「来年で引退しよう」と決意した男がデビュー15年にしてうれしい戴冠となった。戦績は30勝7KO13敗1分。昨年5月にIBFミニマム級王者の高山勝成(仲里)に挑戦して善戦した小野は、いいところなく敗れて、OPBFに続く2つ目のベルト獲得はならなかった。戦績は18勝2KO7敗2分。

◇54.5キロ8回戦
益田健太郎(新日本木村)[3-0(78-75、78-74×2)]宮坂航(角海老宝石)
 5月に日本バンタム級タイトルを失った益田が再起戦。益田は足をよく使い距離を保ちながらタイミングを見てパンチをまとめるボクシング。宮坂は益田に常に先手を取られ、攻めに打って出られない。5回からピッチを上げて益田に迫ったが、益田は後半も足を使い、最後までペースを崩さず判定勝ちした。益田は22勝11KO7敗。11月2日の最強後楽園ミリオンマッチで1位の坂本英生(フジタ)と対戦する。宮坂は9勝2KO4敗1分。

◇S・フェザー級8回戦
三瓶数馬(協栄)[2-0(77-76×2、77-77)]高畑里望(ドリーム)
 2013年全日本新人王で元ランカーの20歳、サウスポー三瓶が日本S・フェザー級9位の36歳、高畑に挑んだ。三瓶は序盤ボディ攻撃が有効。4回には右フックから左ストレートにつなげて高畑にダメージを与えた。後半は高畑が距離を詰めて上下にコツコツをパンチを当てて三瓶を下がらせた。互いに決定打が出なかったが、三瓶は印象的な左を何発か当てた。連敗脱出の三瓶は勝利インタビューで涙。12勝4KO2敗。高畑は11勝3KO6敗1分。

◇バンタム級8回戦
田之岡条(小熊)[3-0(78-74、79-74×2)]松山真虎(ワタナベ)
 序盤は松山の圧力にやや苦しんだ日本フライ級11位のサウスポー田之岡だが、4回に連打で見せ場を作ると、後半は足も使って松山を空転させた。田之岡は12勝2敗3分。松山は7勝3KO10敗2分。

◇L・フライ級8回戦
木村翔(青木)[TKO6回終了]成塚亮(ワタナベ)