2016年3月18日金曜日

益田健太郎が日本王座返り咲き、田中裕士を8回TKO

 日本バンタム級王座決定戦が18日、後楽園ホールで行われ、元日本王者で同級1位の益田健太郎(新日本木村)が、同級2位でWBOバンタム級11位にランクされる田中裕士(畑中)に8回1分40秒TKO勝ち。かつて2度防衛した王座に返り咲いた。決定戦は前王者、大森将平(ウォズ)のタイトル返上によるもの。

 昨年の最強後楽園で坂本英生(フジタ)を下して再び日本王座戦の舞台に上がった益田が初回から主導権を握った。動きながらジャブ、そして右につなぎ、2回からはボディ攻撃へも数多くパンチを打ち込んで、元WBCユース王者の田中を翻弄。コンビネーションがよく決まり、5回を終わって50-46、50-45×2と大きくリードした。

 劣勢の田中は圧力をかけていくが、益田のジャブを食らい、フットワークにもついていけずに苦しい展開。8回、田中は力を振り絞って前に出たが、逆に益田がカウンターを決めて、田中がフラフラに。益田がラッシュしたところで主審が割って入った。

 昨年4月に大森将平(ウォズ)に敗れて王座陥落し、約1年後に再び日本のベルトを手にした益田は「冷静に戦おうと思って消極的になったのは反省点。新日本木村ジムから世界チャンピオンを目指します!」とファンにアピールした。戦績は24勝13KO7敗。完敗の田中はプロ初黒星で16勝10KO1敗3分。

◇バンタム級8回戦
勅使河原弘晶(輪島功一S)[TKO1回1分22秒]渡辺健一(ドリーム)
 日本バンタム級12位の勅使河原はランク入りを果たして初のリング。スタートからリードを機能させ、早くも右カウンターを決めると、ダメージを受けた渡辺がガードを掲げたまま棒立ち状態に。勅使河原のラッシュを浴びる渡辺を主審が救った。勅使河原は11勝6KO1敗2分。渡辺は7勝4KO3敗1分。

◇フェザー級8回戦
荒谷龍人(KG大和)[TKO5回2分11秒]山口卓也(JB SPORTS)
 昨年11月、TKO勝ちで荒谷から日本ランキングを奪った日本フェザー級11位の山口と荒谷のダイレクトリマッチ。荒谷がジャブを軸に距離を取り、山口が右の強打を狙う展開。荒谷ペースで試合が進んだ5回、山口が突如右足を痛め、このチャンスに荒谷が右を決めてラッシュすると山口がダウン。山口は立ち上がって試合再開に応じたが、足が動かず、主審が試合を止めた。リベンジ成功の荒谷は9勝2KO4敗1分。試合後、担架で運ばれた山口は10勝8KO10敗。

◇バンタム級8回戦
岡本ナオヤ(東拳)[TKO2回32秒]小浜雅哉(UNITED)
 岡本は初回に右を効かせてラッシュ。小浜をダウン寸前に追い込み、2回が始まると再び右を決めて今度はダウン。主審が即ストップした。岡本は9勝5KO5敗。小浜は6勝3KO4敗1分。