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2016年3月21日月曜日

“ファンと試合”のロイ・ジョーンズに引退求める声

 かつてパウンド・フォー・パウンド最強と言われた元4階級制覇王者ロイ・ジョーンズJr(米=ロシア)が20日(日本時間21日)、米アリゾナ州フェニックスでエキシビションマッチを行い、2回KO勝ちした。

 47歳のジョーンズは昨年12月、ロシアで元WBO世界クルーザー級王者エンゾ・マカリネリ(英)に4回KOで敗れ、さすがにこれで引退するかと思われた。ところが引退どころか、「勝ったら10万ドル」という条件で一般のファンから対戦相手を公募。悪い冗談だと思われたエキシビションがこの日実現した。

 エキシビションといってもヘッドギアをつけるわけでもなく、見た目には公式試合と変わらない。1500人を超える希望者から選ばれた33歳のバイロン・フィリップスはアマチュアボクシングの経験が少しあり、プロの総合格闘技で5、6試合リングに上がっているというから一般のファンとは少し違う。とはいえ、201.7ポンド(91.49キロ)のジョーンズは2回に右のカウンター1発でフィリップスからダウンを奪い、試合を終わらせた。

 リングマガジン電子版によると、ジョーンズにあこがれて育ったというフィリップスは「彼がこれ以上けがをするところを見たくない」とジョーンズに引退を促すコメント。記事を書いた記者は「このアドバイスには10万ドル以上の価値があった」と締めている。晩節を汚しつつあるジョーンズに、周囲の声は届くだろうか。