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前王者の木村悠が引退「次のステージもがんばる!」

2016年4月5日 20時51分

 前WBC世界L・フライ級チャンピオンの木村悠(帝拳=写真)が現役を引退することになった。本人が意志を表明しジムも認めている。
 
 木村(32歳)は千葉・習志野高校から法政大学に進み、アマチュアで全日本選手権優勝など65勝(8KO・RSC)15敗の実績を残して、2006年10月に帝拳ジムからプロ・デビュー。プロでは6戦目で初黒星を喫するなど初のタイトル(日本L・フライ級)を獲るまで苦労したが、エリートコースから外れても腐らず、こつこつ努力を続けて花を開かせた。

 クライマックスはもちろん昨年11月の世界戦。不利の予想を覆し、メキシコのペドロ・ゲバラに2-1判定勝ちでWBCベルトを獲得した。さる3月の初防衛戦でガニガン・ロペス(メキシコ)に意外な判定負けでタイトルを失った試合がラストファイト。通算戦績は22戦18勝3KO3敗1分。

世界タイトルを獲得した昨年のゲバラ戦

 プロでの初黒星をきっかけに都内の専門商社に就職し、タイトルを獲った際は「商社マンボクサー」として話題になった。今後も同社での勤務を続けるようだ。リングを去るにあたり木村は「次のステージでもがんばります!」と力強く語っている。ボクシング界にも貢献したい意欲があるというから、大いに期待したい。

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