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L・ヘビー級統一王者コバレフ、ロシアで凱旋防衛戦

2016年4月25日 16時26分

 L・ヘビー級のWBO、WBAスーパー、IBF3冠統一王者セルゲイ・コバレフ(ロシア=33、写真)がチャンピオンとして初めて母国ロシアで防衛戦を行うことになった。期日は7月11日。ロシア・エカテリンブルクのDIVSスポーツパレスが会場に設定された。挑戦者はWBA3位アイザック・チレンバ(マラウイ)。コバレフのプロモーター、メインエベンツなどがメディアに通達した。

 コバレフ(29勝26KO1分無敗)は昨年ロシアでの防衛戦開催が有力だったが、実現しなかった。アンドレ・ウォード(米)とのビッグマッチが11月に予定されるだけに前哨戦の意味合いがある。「ホーム国ロシアで戦えることにエキサイトしている。マネジャーのエギス・クリマス、プロモーターのカティ・デュバ、ロシアのスポンサーに感謝したい。チレンバはタフで困難な相手だから、7月11日へ向け周到な準備をしなければならない」とコメント。

 一方“ゴールデンボーイ”の異名を持つチレンバ(24勝10KO3敗2分)はアフリカのマラウイ出身の28歳。隣国南アフリカのヨハネスブルクに居住している。昨年11月、エレイデル・アルバレス(コロンビア=カナダ)とWBC王座挑戦権を争い0-2判定負け。以前、コバレフがベルト(WBO)を奪った相手ネイザン・クレバーリー(英)に挑んで判定負けしており、コバレフ有利は動かない。それでも「私はゴールに向かって諦めないし夢を見続けている。マネジャーから話を聞かされた時は月に上る気分だったよ」と興奮気味に話す。

 デュバ・プロモーターは「アンドレ・ウォード戦の準備に役立つ相手だと思う。勝利がウォードに勝つイメージを広げるでしょう」と期待を寄せる。

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