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トリプル世界戦予備検診、V12戦の内山高志は余裕

2016年4月25日 16時13分

 トリプル世界タイトルマッチ(27日・東京都大田区総合体育館)の予備検診が25日、都内で行われた。ワタナベジムのチャンピオン・トリオがそれぞれ対戦相手と顔を合わせるのは今回の一連の行事で初めてとなる。

13度目の世界戦を迎える内山(左)と挑戦者コラレス

 WBA・S・フェザー級は内山高志と同級1位(暫定王者)ジェスレル・コラレス(パナマ)の組み合わせ。恒例のフォトセッションに続き、両者同席の囲み会見となったが、世界戦13度目のチャンピオン内山はさすがに堂々としたもの。「あさっての本番にならないと(コラレスも)殺気を出してこないでしょう」と余裕をみせた。これに対しコラレスは内山を隣りにして「印象? 別に」。パナマを出るのでさえ初めてのはずだが物おじしない性格のようだ。

3度目の防衛戦を迎える河野(奥)とインタノン

 一方、WBA・S・フライ級の王者河野公平に挑む7位のインタノン・シッチャモアン(タイ)は初々しさを感じさせた。「初めてチャンピオンと会ったので緊張します。調子がよさそうです」。それでも「自信あります。リングでの戦いを見てください」と付け加えるのは忘れなかった。河野本人はインタノンが想像よりも小さかったと感想を述べ、「仕上がりも普通の印象。自分の調子はいいです」と語った。

田口(左)はベテランのランダエタを迎え撃つ

 もうひとつのWBA・L・フライ級戦は、チャンピオン田口良一が「ランダエタは肌がきれいで若々しい感じ」と言えば、37歳の挑戦者も「田口のことをリスペクトしているのは変わりがありません。アリガト」と互いに持ち上げた。ランダエタはすでにリミット内に体重を落としているらしく、「あとは計量を待つだけです。これまでで一番の試合をして、再び世界チャンピオンになりたいです」とアピールしていた。各検診結果は以下のとおり。

◇WBA・S・フェザー級
    内山    コラレス
身長  172.5cm   168cm
頸周  37㎝    36.5cm
胸囲  101cm    91cm
視力  右2.0左2.0 右2.0左1.5
リーチ 180cm    169.5cm

◇WBA・S・フライ級
    河野    インタノン
身長  167.2cm   160cm
頸周  38cm    37.6cm
胸囲  90cm    85.5cm
視力  右1.5左2.0 右1.2左1.0
リーチ 170cm    164.6cm

◇WBA・L・フライ級
    田口    ランダエタ
身長  168cm    164.3cm
頸周  36.5cm   35cm
胸囲  88cm    86cm
視力  右0.8左0.8 右2.0左2.0
リーチ 172cm    168.5cm

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