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2016年9月11日日曜日

ゴロフキンが5回TKO勝ち、ブルック陣営タオル投入

 WBC&IBF世界ミドル級タイトルマッチが10日(日本時間11日)英ロンドンのO2アリーナで行われ、王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)が挑戦者のIBF世界ウェルター級王者ケル・ブルック(英)に5回TKO勝ちで、無敗記録を36勝33KOに伸ばした。

 ブルックが2階級上げてミドル級絶対王者のゴロフキンに挑戦するということで注目された一戦。両者がリングに対峙すると、それほど体格差は感じられなかったが、ゴングが鳴ると、ゴロフキンはいつものようにジャブでグイグイと圧力をかけていく立ち上がり。早くもブルックにロープを背負わせ、右そして左フックを叩き込み、ブルックがクリンチで逃れるシーンもあった。

 しかし、地元のブルックもゴロフキンの好きにはさせないとばかりに反撃に転じた。2回にはコンビネーションでゴロフキンを守勢に回らせ、左アッパーでチャンピオンの頭部を跳ね上げてみせた。

 3回、ゴロフキンの左フックでブルックが尻もちをつくが、これはスリップの判定。ゴロフキンはここからさらに圧力を強めて挑戦者を追い込んでいく。ブルックは足を使いながら手を出して抵抗を続けるが、徐々に攻撃する時間帯は減り、ゴロフキンのパンチを被弾するシーンが増えていった。

 迎えた5回、ゴロフキンがブルックをコーナーに追い込み、断続的にパンチを浴びせ続けた。するとブルックサイドのセコンドがリングに上がり、タオルを投入して試合は終わった。ブルックはまだ致命的なダメージを負っていなかっただけに、あっけない幕切れだった。

 ゴロフキンは、WBCは正規王者になって初めての防衛、IBFは3度目の防衛に成功。試合後、あらためてWBO王者ビリー・ジョー・サンダースとの対戦をアピールした。今回は保持するWBAスーパー王座はかけられていない。戦績は36勝33KO。敗れたブルックは右目を痛めたことがタオル投入につながった模様。36勝25KO1敗。

 アンダーカードのIBF世界バンタム級タイトルマッチは、王者リー・ハスキンス(英)が挑戦者スチュアート・ホール(英)に3-0判定勝ちで2度目の防衛に成功。IBF世界L・フライ級タイトルマッチは、王者ジョンリル・カシメロ(フィリピン)が挑戦者チャーリー・エドワーズ(英)に10回TKO勝ちで初防衛をはたした。