2016年10月12日水曜日

内山高志が現役続行を表明、年末コラレス戦が内定

 前WBA世界S・フェザー級チャンピオンの内山高志(ワタナベ)が12日、都内のジムで記者会見を開き、現役を続行すると宣言した。復帰戦は年末で、渡辺均会長によると、4月に内山から王座を奪ったジェスレル・コラレス(パナマ)とのリマッチが大筋合意している。

 内山は今年4月の12度目の防衛戦で、暫定王者(1位)だったコラレスを迎えてまさかの2回TKO負け。プロ初黒星で6年3ヶ月守った王座を手放し、36歳という年齢もあって進退が注目されていた。

 敗戦後、1ヵ月半ほど休養した内山は最初は「ちょっとダメなのかなとか、負けて気持ちが落ちて、体力も落ちるのかな」と考えたというが、6月にはジムワークを再開し「まだまだいける」という思いが強くなっていったという。その後、後輩の河野公平や田口良一の試合に刺激を受け、何よりコラレス戦で「何もしないで負けた」という悔しさがモチベーションを高め、現役続行の意思が少しずつ固まっていった。

 防衛記録が途絶えたことについては「6年半かけて11度防衛をして、ちょっともったいないという気持ちはある」とに苦笑いしたが「これであとはイチからというより、試合ができるのが楽しみという気持ちで、これまでの防衛は忘れてチャレンジャーとしてやっていきたい」と再出発に意欲を見せた。

 復帰にあたって内山の第一希望はコラレスとのリベンジマッチで、渡辺会長によると陣営との再戦交渉は大筋で合意しているとのこと。内山は「前回は準備不足だった。こてんぱんにやられたのに強気なことは言えないけど、次やればいけるというのはある」と打倒コラレスに自信。興行はWBA世界L・フライ級チャンピオン田口良一とのダブルタイトルマッチで開催される予定だ。