ガルシアが11.12無冠戦、ブローナーが自殺騒ぎ
2016年10月13日 15時23分
2016年10月13日 12時42分
ウラジミール・クリチコとの防衛戦を2度延期し、コカイン使用疑惑も発覚したWBA&WBO世界ヘビー級王者のタイソン・フューリー(英)が二つの王座を返上することを明らかにした。フューリーは先月実施されたドーピング検査でコカインの陽性反応が示され、王座はく奪は時間の問題と見られていた。
昨年11月に3団体統一王者クリチコを下すアップセットを演じ、一躍時の人となったフューリーが一度も防衛戦を行わないまま王座を失うことになった。フューリーはここ数ヵ月、精神を病んだ状態で、酒におぼれ、コカインも使用したことを海外メディアのインタビューで認めている。
ESPNによると、フューリーは「タイトルをアクティブなものにするために王座を返上し、他の候補者が空位の王座を争うことがフェアであると感じた。私はリングでタイトルを獲得し、それはリングの中で失われるべきものだと信じていた。しかし今回、私は防衛戦を行うことができない。私の宝物である世界王座を公式に手放すことにした」との声明を発表した。
フューリーは今後、治療に専念して復帰を目指す見通しだが、英国ボクシング管理委員会は13日、ライセンス停止処分を決定した。フューリーは復帰するにしてもかなり時間がかかるのではないかと見られる。
こうした事情をいち早く察知し、IBF王者アンソニー・ジョシュア陣営はフューリーに振り回された形のクリチコに接近して対戦交渉をスタート。契約は締結間近で、両者の12月10日にイギリスで対戦するとの報道も既にある。
クリチコ陣営はジョシュアに挑戦する場合、空位となるWBAとWBO王座もかけたい意向だが、WBAとWBOがどう判断するかは明らかになっていない。WBO1位のジョセフ・パーカー(ニュージーランド)は3位アンディ・ルイス(メキシコ)とのWBO王座決定戦を目論んでいる。ヘビー級戦線は水面下で激しい綱引きが始まっている。Photo/SUMIO YAMADA
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