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2016年10月20日 木曜日

天笠尚が不満残る復帰戦勝利、高野人母美も再起

 元OPBFフェザー級、元日本同級王者の天笠尚(山上)が20日、後楽園ホールの「第376回ガッツファイティング」のメインイベントに登場。56.8キロ契約10回戦で、OPBF・S・バンタム級12位カルロ・デメシーリョ(フィリピン)に3-0判定勝ち。4月に英国で行われたWBCインターナショナル・フェザー級タイトルマッチで王者ジョシュ・ウォーリントン(英)に敗れて以来の試合に勝利した。試合の模様はTBSで24日(月)深夜2時5分から放送される。

「3Rまでに倒す」ことはできなかったが勝利の天笠(左)

 1年ぶりにホールに帰ってきた天笠は初回から左フック、ボディブローを惜しみなく出し、ガードを固めるデメシーリョに迫った。グイグイと上下にパンチを打ち分けていく天笠に対し、デメシーリョもカウンターやロングフックを打ち込むシーンもあるが、序盤は天笠が攻め、デメシーリョが守る形で試合は進んだ。

 デメシーリョは4回に反撃開始。攻めに転じて跳び込んでのフックを決めて天笠を守勢に回らせる。天笠は6回に再び攻勢を強め、デメシーリョにパンチを打ち込むが、被弾も少なからずあって気が抜けない。

 KOを狙う天笠は9回に猛攻を見せて比人を追い込み、10回にもボディ攻撃を浴びせたが、デメシーリョも最後まで手を出した。スコアは97-94、98-92、99-93。天笠は31勝20KO6敗2分。「今日はダメだったけど、また自分らしいノックアウトを見せたい」とコメント。デメシーリョは6勝1KO3敗。

◇ライト級8回戦
山田智也(協栄)[TKO8回1分40秒]櫻井孝樹(SRS)
 初回から試合は動いた。櫻井はガードを上げて日本ライト級8位の山田に迫ったが、山田が右を打ちおろし、左ボディも決まると櫻井はダウン寸前。しかし右アッパーで逆襲して山田のヒザを折り、ラウンド終盤、今度は山田の右アッパーで櫻井がグラつくという慌ただしい立ち上がりとなった。2回以降は近距離の打撃戦。山田が右、ボディ攻撃で優勢に立つものの、櫻井も反撃をやめずに試合は進行。櫻井は7回に右で山田をグラつかせたが、ともにダメージをためて迎えた8回、山田がパンチをまとめてストップ勝ちを呼び込んだ。山田は14勝5KO7敗1分。櫻井は7勝3KO7敗1分。

松山(左)と遠藤は大流血戦の末ドロー

◇S・ライト級8回戦
松山和樹(山上)[負傷引き分け4回1分6秒]遠藤健太郎(大橋)
 日本S・ライト級6位の松山に対し、遠藤が初回から積極的に攻めて試合を盛り上げたが、偶然のバッティングで左目上部をカット。2回のドクターチェック直後、グローブを合わせようとした松山に遠藤が左フックを叩き込んで松山をキャンバスに転がした。ここからは松山がジャブを軸に有効打を集めるものの、血みどろで攻める遠藤のパンチもヒットするスリリングな展開。しかし再三のドクターチェックで4回に試合は終わった。松山は13勝7KO7敗1分。遠藤は6勝5KO7敗1分。

“負けたら引退”の試合でしっかり勝利した高野(右)

◇女子55.6キロ6回戦
高野人母美(協栄)[TKO6回21秒]ワンダーガール・シットサイトーン(タイ)
 OPBF女子S・バンタム級王者の高野は世界挑戦失敗からの再起戦。この日の高野は初回からジャブがよく出て、右の打ちおろしも決めて見せた。ワンダーガールが前に出るタイプではなかったとはいえ、ロングから右を打ち込んでタイ人の左目下を大きく腫らし、返しの左フックも繰り出してワンサイド。6回にラッシュしてストップ勝ちを呼び込んだ。高野は9勝6KO2敗。ワンダーガールは7勝2KO3敗。

◇女子L・フライ級6回戦 矢吹純(協栄)[TKO2回1分18秒]ドークマイパ・ソーデイントン(タイ)
◇S・バンタム級6回戦 大久保康司(横浜さくら)[TKO4回終了]山崎真儀(協栄)
◇S・バンタム級6回戦 吉松大樹(協栄)[3-0(59-55×2、58-57)]横山渉(厚木ワタナベ)

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