2016年11月11日金曜日

小関桃が圧倒V17、日向野知恵に4回TKO勝ち

  WBC女子アトム級チャンピオンの小関桃(34=青木)が11日、後楽園ホールで日向野知恵(32=スパイダー根本)に4回36秒TKO勝ち。17度目の防衛に成功した。女子のV17はウェルター級4団体統一王者セシリア・ブレークフス(ノルウェー)のV18に次ぐ世界2位の記録。

 1年ぶりの防衛戦となったサウスポー王者の小関がキャリアの差を見せつけた。前に出る日向野に対し、初回から左をバシバシと決め、上下に散らすコンビネーションで挑戦者を翻弄。ダメージを受けた日向野が早くも下がるシーンがあった。

 それでも日向野は気持ちを前に出ていったが、いかんせんディフェンスが甘かった。3回までに一方的な展開となり、4回に小関がパンチをまとめたところで主審が試合を止めた。小関は20勝9KO1分。日向野は6勝2KO5敗。

◇ウェルター級8回戦
井上岳志(ワールドS)[TKO2回終了]イ・チャンホ(韓)
 日本S・ウェルター級5位の井上は初回からファイタータイプのイをいなしながら、右を打ち下ろしていった。2回にはワンサイドとなり右でダウンをゲット。立ち上がったイにさらにパンチを浴びせ、イがインターバルで棄権した。井上は8勝4KO1分。1月14日に元日本、OPBFウェルター級王者の渡部あきのり(角海老宝石)と試合が決まっている。イは5勝4KO1敗。

◇53.0キロ8回戦
藤本直人(新日本木村)[3-0(77-76×3)]青山功(セレス)
 互いに足を使って出入りのボクシングをぶつけ合った。藤本は2回にコンビネーションを決めたが、青山も手数で藤本を上回って対抗。試合は接戦となったが、終盤に攻勢を強めた藤本が小差の判定勝ちを拾った。藤本は9勝4KO7敗1分。青山は8勝1KO5敗1分。

◇ミドル級8回戦
竹迫司登(ワールドS)[TKO3回1分3秒]安京俊(韓)
 日本S・ウェルター級11位の竹迫に対し、前韓国ミドル級王者の安はカウンターの右を狙うボクシング。初回終了間際、安の右で竹迫の腰が砕けた。2回も安の右が決まり、竹迫は後退。ロープを背負った竹迫は右、左フックで反撃すると今度は安がダメージを受けた。試合は両者のパンチがヒットするスリリングな展開となっが3回、接近戦で竹迫の右がカウンターで炸裂し安がダウン。立ち上がった安に竹迫がラッシュしたところでストップとなった。竹迫はデビューから5勝5KOをマーク。安は6勝4KO4敗1分。