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WBAメンドサ会長来日「暫定王座には厳しく対応」

2017年2月22日 16時38分

  WBA(世界ボクシング協会)のヒルベルト・メンドサJr会長が22日、東京・水道橋のJBC(日本ボクシングコミッション)を訪れ、報道陣の質問に答えた。

 この日メンドサ会長はあらためて「WBAのチャンピオンを一人にしぼっていく」と強調。これは2015年末に先代のメンドサ・シニア前会長の跡を継ぎ、新会長となって掲げた方針だ。

左から渡辺会長、メンドサWBA会長、秋山JBC理事長

 スーパー、レギュラー、暫定とチャンピオン濫造を繰り返し不評を買い続けたWBAは、中でも暫定王座を巡って非難されているが「経済的に恵まれない地域のボクサーにチャンスを与えるために設けだしたが、最終的にベルトの価値観が薄まってきた」とメンドサ会長は認める。

 そして「その状況を変えようとしている」と力説。現在、17階級中7階級でチャンピオンが1人に減っていることをアピールし「18年までに全階級で実現させたい」と希望を語った。ちなみに「ベルト一本化」が進んだとして、今後新たに暫定王座を設けることには「厳しく対応する」とのことだ。

 会見前にはJBCと会合を持ち、WBAがアジア圏で新しく設ける地域王座の日本への参加を呼び掛けた。「日本が参加してくれることにより、(地域タイトルの)試合の質がよくなっていく。あすからでもスタートしたいぐらい」とメンドサ会長は意欲的だが、これはWBOのアジアパシフィック王座(JBC非公認)のようなものか。JBCは「参加するかどうかは、あまり時間をかけずに議論して結論を出したい」としている。

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