2017年2月28日火曜日

京口紘人がOPBF王座獲得、デビューから6連続KO

  28日後楽園ホールで行われたOPBFミニマム級王座決定戦は、同級1位京口紘人(ワタナベ)が同級2位アルマンド・デラクルス(比)に3回2分2秒KO勝ち。大阪商業大学からプロ転向後、6戦全KO勝ちで初のタイトルに到達した。

 山中竜也(真正)の返上に伴い実施された決定戦。ホープにとって初の大舞台だが、峠を越えたデラクルスでは相手にならなかった。開始から京口はガードを固めてグイグイと迫り、シャープな右ストレートを射出。サウスポーのデラクルスが低い態勢となるとロマゴンばりの左右アッパーで威嚇する。

 最初のダウンは2回。左アッパーから右ストレートを当てて倒すと、再開後のデラクルスは守りを固めて多少の抵抗も試みたものの、ならばと京口は左 ボディー打ちで追い込んでいく。そして3回、左ボディー打ちをこらえきれなくなったデラクルスが2度目のダウン。苦悶の表情で中村主審の10カウントを聞いた。

 圧勝で初のチャンピオンに輝いた京口は「期待に応えられてうれしい」と喜びを表した。もっとも、早くも「年内にはこれより上のベルトを巻くんで」と宣言しており、せっかく獲ったOPBFベルトにさして興味はない!? 敗れたデラクルスは25勝10KO15敗3分となった。

◇フェザー級8回戦
阿部麗也(KG大和)[判定3-0(77-76、77-75、78-75)]ジョー・ミサコ(比)
 日本フェザー級12位のサウスポー阿部がOPBF同級4位のジョーに競り勝った。同じサウスポーの相手に対し左クロスのタイミングを早々とつかんだが、ジョーも右ブローをさし返 して阿部とわたり合う。阿部は7回にプレスを強め、最後まで動きは落ちなかったものの、ジョーも粘り強く対抗した。「内容はよくなかったけど何とか生き残った」と阿部。試合後は「OPBF王者の竹中良選手、ぜひ僕と戦ってください」と、同門の荒谷龍人を退けた仇敵にアピールした。阿部は14勝7KO2敗。三迫ジムのプロモートを受けるジョー(本名ジョー・ノイネイ)は12勝4KO2敗1分。

◇58キロ契約8回戦
源大輝(ワタナベ)[TKO2回2分16秒]エークサクダー・モークルンテープトンブリー(タイ)
 日本フェザー級3位の源は立ち上がりから左右フックで相手に迫り、2回ロープ際に詰めたところで右クロスを決めて倒す。タイ人はそのまま主審にストップされた。先月兄が他界し、辛い思いをしていた源は 「いい供養になったと思います」と涙をこらえてコメントし、日本王座奪取を誓った。源は13勝11KO5敗。