大平剛があすタイでWBAミニマム級王座挑戦
2017年2月28日 22時15分
2017年2月28日 21時34分
28日後楽園ホールで行われたもうひとつのタイトルマッチ、日本フライ級暫定王座決定戦は2位黒田雅之(川崎新田)が1位のユータ松尾(ワールドS)に10回3-0判定勝ち。正規王者粉川拓也(宮田)の負傷により設けられた暫定王座を獲得した。
チャンピオン・カーニバルの一環で行われた暫定王者決定戦。積極的に左を飛ばして出たのは元L・フライ級王者の黒田だった。右ストレートへのつなぎもスムーズでまずまずの出だし。タイトル初挑戦の松尾は2回から激しくパンチを打ち返し始めたが、この日の黒田は左ボディー打ちにインパクトがある。
黒田のボディーブローは3回から目に見えて効果を表し、4回は体を寄せ付けて松尾のレバーを叩く。流れの悪くなった松尾 だがそうはさせまいと5回はポイントを取り返しに攻勢をかける。この回を終えて発表された途中採点では黒田が2-0で優勢だった(1、3点差)。
6回は黒田が松尾を再び押し込んで、接近戦で互いに一歩も引かない展開に。ここで抜け出したのは勝利への執念を燃やす黒田だった。8回にもう一度スパートをかけると、重心を落としてインサイドからも手を出し続けた。松尾も闘志は衰えず手を出し続けたが、黒田優勢のまま試合終了のゴング。スコアは96-94、97-94、97-93で黒田の手があがった。
暫定ながら3度目の挑戦でフライ級タイトルを獲った黒田は「うれしく思っております。ありがとうございます」。次は粉川との王座統一戦が義務付けられる。26勝15KO7敗3分。ジム移籍初戦で訪れたチャンスを 生かすことができなかった松尾は12勝6KO3敗1分となった。
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