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WBA会長が異例の声明、村田敗退の判定を謝罪

2017年5月21日 11時35分

 WBAのヒルベルト・メンドサJr会長(写真)は自身のソーシャルメディアで20日に有明コロシアムで行われたWBA世界ミドル級王座決定戦の判定に言及。「正当な判定を提供できず、怒りと不満を感じている」と異例の声明を発表した。WBAのホームページにも掲載された。

 20日の試合では、村田とアッサン・エンダム(仏=カメルーン)が対戦し、村田が117-110でジャッジ1人の支持を得たが、残りは116-111、115-112でエンダム。村田の世界タイトル獲得はならなかった。

WBA会長は117-110で村田勝利

 メンドサ会長は「私のスコアは117-110で村田の勝利。まずは村田諒太、帝拳プロモーション、そしてすべての日本のファンに謝らなければならない。このひどい判定によるダメージを修復する言葉はない」と続けた。

 同会長は選手権委員会に直接再戦を提案する意向も示したが、帝拳ジムの本田明彦会長は試合直後「再戦するつもりはない」と発言。WBAに対する不信感をあらわにした。判定に不満を述べなかった村田は、リマッチの可能性について「気持ちの整理が必要」と語るにとどめいる。

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