2017年9月20日水曜日

新設の日本女子タイトル戦、10.6高野人母美が先陣

 日本プロボクシング協会が導入を目指す日本女子タイトルマッチが日本ボクシングコミッション(JBC)の承認を受け、来月から王座決定戦が正式にスタートすることになった。20日、都内のJBCで出場選手も出席して記者会見が開かれた。

 07年にJBCに承認された女子ボクシングは10年目を迎えたが、昨年度の選手数は139人で頭打ち状態が続く。選手の高齢化も目立つため、この現状を打破しようと、日本タイトルが設けられることになった。

 試合は2分6ラウンド。実施階級はアトム、ミニ・フライ、フライ、バンタム、フェザーの5階級で、将来的には階級を増やしていく方針。既にトーナメントが始まっている階級もあり、年内には5階級で新チャンピオンが決まる見込みだ。

 バンタム級にエントリーした“モデルボクサー”高野人母美(協栄)は10月6日、後楽園ホールで5階級の先陣を切り、吉田実代(EBISU K's BOX)と王座決定戦に挑む。

 世界挑戦経験もある高野は「女子の日本タイトルで最初の試合。歴史に名を残せるように全力を尽くす」と決意表明。他の格闘技歴があり、シングルマザーの吉田は「実力も実績もある高野選手とやれるのは夢によう。勝って娘が自慢できる母親になりたい」とこちらも必勝を誓った。

 アトム級は葉月さな(YuKOフィットネス)と対戦する鈴木菜々江(シュウ)が会見に出席。「タイトルマッチはすごいこと。いまは勝つことしか考えていない」と力強く宣言した。

5階級で新チャンピオンが誕生予定

 ミニ・フライ級の矢吹純(協栄)は小村楓香(グリーンツダ)と決勝戦。「初代と言う言葉が響いた。少しでも私の名前を広めたい」と意欲的なコメント。フライ級に出場の小関有希(K&W)は「初めてのタイトル戦に勝ってジムの名前を広めたい」と昨年1月にオープンしたジムの初代王者に名乗りを上げた。

 フライ級は佐藤綾香(YuKOフィットネス)と池本夢実(琉球)の勝者と小関が決勝戦を行う。フェザー級は12月17日、神成麻美(カシミ)と藤原芽子(真正)が初代王座を争う。アトム級、ミニ・フライ級、フライ級決勝の日程はまだ決まっていない。