2017年12月26日火曜日

比嘉大吾2.4沖縄凱旋、15連続KOかけフエンテスと

 WBC世界フライ級チャンピオンの比嘉大吾(白井・具志堅S)が26日、都内で記者会見を開き、2月4日の沖縄県立武道館で同級10位モイセス・フエンテス(メキシコ)と2度目の防衛戦を行うと発表した。試合の模様はフジテレビ系列で生中継される予定。

 具志堅用高会長の愛弟子、比嘉が生まれ故郷の沖縄に凱旋する。比嘉は「会長が沖縄でやりたいと言っていたので、いずれやると思っていた。倒すのは大前提で、プラス見ている人が面白いボクシング、圧倒的なボクシングを見せたい」とさりげなく15連続KO勝利を宣言した。

KO勝利なら浜田剛史氏と並ぶ日本記録

 15連続KO勝利となると、尊敬する故郷の大先輩、元WBC世界ジュニア・ウェルター級王者の浜田剛史氏と、元OPBF、日本ウェルター級王者の渡部あきのり(角海老宝石)が持つ連続KO勝利の日本記録に並ぶ。かねて浜田氏の記録を目標としていた比嘉は「まずは目の前の試合に集中して並び、もう一度KOして記録を更新したい」と決意表明した。

 22歳の比嘉(14勝14KO無敗)に挑戦する30歳のフエンテス(25勝14KO4敗1分)はWBOミニマム級、WBO・L・フライ級(暫定)で2階級を制したメキシコの実力者。昨年12月、田中恒成(畑中)とのWBO世界L・フライ級王座決定戦ではいいところなく敗れたが、軽量級の実力者であることは間違いないだろう。

沖縄での世界タイトルマッチは37年ぶり

 比嘉はフエンテス戦に向け、既に鹿児島県の徳之島で2週間の走り込みキャンプを敢行。スパーリングも近日中に本格化させる。まだフエンテスの映像を見ていないという比嘉だが、田中が5回TKO勝ちしていると耳のすると「それより速いラウンドで倒します」と即答した。

 師匠の具志堅会長は「私がタイトルを失ったのが沖縄。それ以来、37年ぶりにやれるのはうれしい。沖縄では50%以上の視聴率が出るのではないかと思う」と地元の盛り上がりに期待を寄せた。

 沖縄で世界タイトルマッチが開催されるのは具志堅会長が1981年3月、ペドロ・フローレス(パナマ)に敗れて14度目の防衛に失敗して以来37年ぶり。ちなみに75年に島袋武信、77年にフリッパー上原が世界挑戦しており、通算では4度目の沖縄開催となる。