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比嘉大吾が渡米「自分が通用するか確かめる」

2018年2月21日 19時47分

 WBC世界フライ級チャンピオンの比嘉大吾(白井・具志堅S)が21日、24日(日本時間25日)に米イングルウッドのフォーラムで開催される「SUPER FLY2」を視察するため羽田空港発の便で渡米した。

野木丈司トレーナーとアメリカに乗り込む比嘉(左)

 4月15日、横浜アリーナでランク2位クリストファー・ロサレス(ニカラグア)とのV3戦が決まっている比嘉が、その先の統一戦とS・フライ級進出を見すえた。

 軽量級の祭典「SUPER FLY2」で行われる世界戦は、WBC世界S・フライ級の王者シーサケット・ソールンビサイ(タイ)vsフアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)、IBF世界フライ級の王者ドニー・ニエテス(比)vs挑戦者フアン・カルロス・レベコ(亜)、WBA世界フライ級王座決定戦のブライアン・ビロリア(米)vsアルテム・ダラキアン(ウクライナ)の3つだ。

 渡米前に取材に応じた比嘉は「自分の実力を知った上で、通用するのかどうか生でこの目で見てきたい」とした上で「すべての試合が楽しみです」と目を輝かせた。現地では殿堂入りトレーナー、フレディ・ローチ氏が開くワイルドカードジムで2日ほど練習もする予定になっている。

 イベントでリングに上がれるかどうかは不明だが、比嘉は「いつ声をかけられてもいいように」と英語のセリフを用意した。まだ暗記はできていないが、その内容は「今日勝ったすべての選手に、私は勝つ自信があります」というから強気だ。

 アメリカ進出への思いは強いようで、比嘉は「片言でもしゃべれたほうが人気が出る」と近く英語とスペイン語の勉強を始めることも明かした。具志堅用高会長とともに、沖縄県民栄誉賞の受賞も決まった22歳はいま、大きく羽ばたこうとしている。

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