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坂本真宏4.1WBO・AP初防衛、ヤップ4.4ホール登場

2018年2月22日 0時32分

 六島ジムは21日、大阪市住吉区のジムで所属のWBOアジアパシフック・フライ級王者、坂本真宏(27)の初防衛戦を4月1日、住吉区民センターで、OPBFバンタム級王者マーク・ジョン・ヤップの3度目の防衛戦を4月4日、後楽園ホールで行うことを発表した。

左から坂本、枝川会長、ヤップ

 坂本は大阪市立大学ボクシング部出身で、現在は同大大学院工学研究部で機械物理学を研究する高学歴ボクサー。2014年にデビュー、15年の全日本フライ級新人王を獲得、昨年12月にWBOアジアパシフィック王座決定戦で3回KO勝ち、初タイトルを獲得した。

 初防衛戦の相手は同級5位、ウィチャー・プーライカイ(タイ)。70戦ものキャリアを誇り、ピグミー・ゴーキャットジムのリングネームで、14年にはエッキー・バドラー(南ア)が保持していたWBA世界ミニマム級王座に挑戦経験(KO負け)があり、日本では15年12月に加納陸(大成)と戦い0-3の判定負けしている。

「背が低い選手で、よく動いてガンガン攻めてくるタイプ。プレスをかけ続けて、右ストレート、左フックで倒しにいきたい」と坂本は抱負を語る。

 坂本は11勝7KO1敗で、唯一の敗戦は16年11月、WBOアジアパシフック・フライ級王座決定戦で、現WBO世界フライ級王者の木村翔(青木)に喫したもの。互角に近い戦いだった木村が世界王者に。打倒・木村を目指し、就職内定を断ってボクシングに打ち込み、今回の防衛戦に勝利して同級9位のランキングのアップを図る構え。

 ヤップは同級12位、中嶋孝文(竹原&畑山)と対戦。この1ヵ月はタイへ行き、WBC世界S・フライ級王者、シーサケット・ソールンビサイ(タイ)のスパーリングパートナーを務めてきた。「1ラウンド4分で週3回6ラウンド。すごくハードだったが、強いパンチを打つことを学んできた。少しでもランキングを上げて、世界戦に出場したい」とWBC6位、IBF8位からのアップに意欲をみなぎらせた。ヤップは28勝14KO12敗。

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