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名城、デンカオセーンに判定負け

2013年9月3日 18時56分

 WBA・S・フライ級暫定王座決定戦が3日、タイ東北部のコラートで行われ、元同級世界王者で現5位の名城信男(31=六島)は同4位デンカオセーン・カオウィチット(37=タイ)に1-2の判定で敗れた。スコアは2者が116-113.5と116.5-114.5でデンカオセーン。1者が115.5-113で名城を支持した。採点は小数点制が採用された。

 スタートはデンカオセーン。積極的にワンツー、ボディブローを打ち込んで先制攻撃を仕掛けた。序盤やや受けに回った印象の名城も徐々に巻き返していく。前に出てデンカオセーンにプレッシャーをかけ、ワンツーフックのコンビネーションで攻めていった。ここからタイの元王者は下がりながら名城をうまくいなし、時折パンチをまとめて攻勢をアピール。クロスゲームとはいえ中盤までともに決定打はなく、どちらかといえば名城に焦りが募る展開となった。

 終盤に入り、名城はプレッシャーを強めて接近戦を仕掛けたが、デンカーセオーンもボディ攻撃で応酬。攻めあぐねる名城は11、12回と力を振り絞って前に出たが、デンカオセーンはクリンチもうまく、名城は思うようにパンチが打ち込めない。終わってみればタイ人の老獪さと試合運びのうまさが目を引いた。

 デンカオセーンは62勝26KO3敗1分。敗れた名城は19勝13KO6敗1分。

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