2013年11月2日土曜日

リナレス、世界挑戦は来春か ターゲット変更

 11月10日両国国技館のWBA世界ライト級タイトルマッチが中止になった同級2位のホルヘ・リナレス(帝拳)が2日、都内のジムで公開練習を行った。10日の試合はノンタイトル10回戦となり、対戦相手には、ハビエル・メルカド(メキシコ)、フランシスコ・コントレラス(ドミニカ共和国)の2選手が候補に挙がっていると発表された。

気丈にトレーニングに励むリナレス

 WBA王者リチャード・アブリル(キューバ)の負傷により世界戦の中止が突然決まったリナレス。記者会見では「(合宿先)のアメリカから帰ってきてモチベーションもよかったし、調子もすごくよかった。昨日ジムに来て(中止を)聞いたときは、チョービックリした。でもしょうがない。今度チャンスがあったら必ず勝つ。だれとでもやるよ」と落胆の色を見せず気丈に話した。

 世界戦の中止を受けて、帝拳ジムでは代わりの対戦相手をピックアップ。メルカドは20勝18KO5敗の21歳。コントレラスは21勝16KO3敗(アマ戦績350勝14敗)の29歳で、元WBCカリブS・ライト級王者の肩書きを持つ。ともに陣営からOKは出ており、ビザの手続きなどをへて来週にも対戦相手が正式決定するという。

 また、アブリル戦について帝拳ジムの本田明彦会長は「延期ではなく中止。アブリルとやることはもうない」と明言。今後は荒川仁人(八王子中屋)を下したWBC同級暫定王者オマール・フィゲロア(米)をターゲットにする方針で、早ければ来春にもアメリカで挑戦できる見込みだという。