3日、都内ホテルで「Prime Video Boxing 16」(9月27日・トヨタアリーナ東京)の会見が開かれた。井上拓真(大橋)-那須川天心(帝拳)のWBC世界バンタム級再戦に加え、西田凌佑(六島)-サム・グッドマン(豪州)のIBF・S・バンタム級暫定王座決定戦、そして坪井智也(帝拳)-リカルド・マラジカ(南ア)のWBC・S・フライ級王座決定戦が行われることが発表された。

西田㊧と枝川会長 photo/Naoki Fukuda
IBF・S・バンタム級暫定王座決定戦は、4団体統一チャンピオン井上尚弥(大橋)にしばらく試合の予定がないことから設けられた一戦。2月にバスケスを下し挑戦権を手にした元バンタム級王者の西田がグッドマンと対戦する。
会見で西田はグッドマンについて「バランスがよく、どの距離でも戦えるし、気持ちも強そう」と印象を述べたうえで、「どの距離でも自分が上回れるように練習しています」と落ち着いて語った。
グッドマンといえば、かつて自身のケガにより井上尚弥へのチャレンジの機会を2度も逸した男。昨年夏にはフェザー級でニック・ボール(英)に挑んだものの判定で退き、S・バンタム級にUターンしてきた。
西田は「暫定ですが、これに勝てばいろいろな試合ができると思っているので、まずは絶対に負けられない」と意欲を表す。正規王者の井上のほか、昨年のバンタム級王座統一戦で敗れた中谷潤人(M.T)とのS・バンタム級での再戦も視野に入ってくるだろう。高額入札でグッドマン側に勝利してこの試合を日本に持ってきた枝川孝会長も目の前の相手に集中し、「西田は(S・バンタム級に上げて)いま本当に強くなっていると思う」と西田の勝利を期待している。
西田は11勝2KO1敗。グッドマンは22勝8KO1敗。


