小坂駿、堀陽太、小田翔夢ら日本ランキング入り
2017年6月29日 18時55分
2017年6月29日 15時26分
あす30日後楽園ホールでゴングとなる「角海老ボクシング」の計量が29日、日本ボクシングコミッションで行われ、メインの日本ウェルター級暫定王座決定戦は、1位の坂本大輔(角海老宝石)がリミットの66.6キロ、2位の川崎真琴(RK蒲田)が66.5キロで合格した。
坂本は4月17日、王者の有川稔男(川島)に挑戦予定だったが、有川のけがで試合は延期に。440枚売ったチケットを回収するはめになり「本当に落ち込んだ」というが、すぐに川崎との暫定戦が決まって気分上昇。今回は4月を上回る500枚のチケットを売って初タイトル戦の舞台に立つ。
千葉・習志野高、拓殖大と名門コースを歩みながらアマでは国体2位が最高成績。プロでもここまで13勝8KO8敗3分と苦労を重ねてきた。初のタイトル奪取に向け坂本は「ウェルターに上げて3年。高校時代以来となるプロテインを飲んで、筋トレをした。たぶんパワーはすごいです。必ず勝つイメージができている」と自信たっぷりだ。
元世界王者の内山、八重樫、木村悠、粟生が観戦
あすの試合には拓殖大の先輩、内山高志(ワタナベ)、後輩の八重樫東(大橋)、習志野高の後輩、粟生隆寛(帝拳)と木村悠(引退)が応援に駆け付ける。4人の元世界王者の後押しを受け、坂本が悲願のベルト獲得に挑む。
一方の川崎もタイトルマッチは初めての舞台だ。キックボクシング出身で、キックではタイトルマッチの舞台に立てなかっただけに「ベルトへの執着心はだれよりもあると思う」と今回の試合にかける思い人一倍強い。
実績から言うと坂本が上になるが、「パンチはあると思うけど、そんなにうまい選手じゃない。そこをうまく突きたい」と王座獲得に意欲を見せた。
セミには前日本S・ライト級王者の岡田博喜(角海老宝石)が登場、ジェリッツ・チャベス(比)と64.0キロ10回戦を行う。
IBF7位、WBO9位につける岡田は「理想としては挑戦者決定戦とかに進めればいいんですけど…」としながら、いまのところその予定はない。いずれにしても現状は勝ち続けるしかなく、「前回の試合がドロー(TKO勝ちするまでの採点)だったので、そうならないように一方的に勝ちたい」と決意を述べた。
また、前日本ライト級チャンピオンの土屋修平(角海老宝石)は水藤翔太(とよはし)とライト級8回戦。土屋は3月、西谷和宏(VADY)に王座を奪われて以来のリングとなる。元日本ウェルター級王者、新藤寛之(宮田)と元日本ランカー糸山良太(角海老宝石)の試合は糸山の棄権により中止となった。
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