3日、都内ホテルで「Prime Video Boxing 16」(9月27日・トヨタアリーナ東京)の会見が開かれた。井上拓真(大橋)-那須川天心(帝拳)のWBC世界バンタム級再戦に加え、西田凌佑(六島)-サム・グッドマン(豪州)のIBF・S・バンタム級暫定王座決定戦、そして坪井智也(帝拳)-リカルド・マラジカ(南ア)のWBC・S・フライ級王座決定戦が行われることが発表された。

中央坪井をはさんで浜田剛史代表㊨、田中トレーナー photo/Naoki Fukuda
WBC世界S・フライ級王座決定戦は、アマチュア世界選手権金メダリストの坪井がプロ5戦目で初の世界アタック。坪井自身は国内最短となる5戦目奪取の記録に興味は示さず、「この試合に勝ってベルトを獲ると、より強い選手と試合ができると思っています」とプロ入り以来のスタンスである「強い選手と戦う」を改めて強調した。
マラジカは17勝12KO2敗の右ボクサー型(スイッチも使う)で、マイナー団体のIBO王座を持つ。「堅実な、まじめなボクシングをする」というのが坪井のマラジカ評だが、「プロ経験は向こうかもしれないけど、ボクシングの経験値では僕のほうが数十倍」と自信を隠さなかった。
「僕のようなボクサーとは戦ったことがないはずだから、崩し方はいっぱいありますね」と坪井。田中繊大トレーナーも「ボクシングについての頭のよさは図抜けている。相手と手を合わせて、すぐに読んでしまう」と絶賛しているが、こうして聞いていると、初の世界タイトルマッチでも坪井が本当に「全ラウンド支配」をやってのけそうに思えてくる。
7月に第一子が生まれ、さらに責任感が出てきたという。「圧倒して勝って帰るのが僕の仕事」とパパ坪井は言っていた。また同日、井上拓真に雪辱を誓う同僚の那須川天心について「本当に真摯にボクシングと向き合っている。僕は自分の試合にしっかり勝って、しっかり那須川天心にバトンを渡す」と誓っている。

