19日、後楽園ホールの「THE BATTLE」のメインはライト級8回戦。新鋭・大胡晴哉(吉祥寺鉄拳8)が日本ライト級11位の岩本星弥(JBスポーツ)に僅差の8回3-0判定勝ちを収めた。

岩本を下した大胡㊧
岩本は前戦で橋本舞孔(DANGAN)に判定負けし、日本ユース・ライト級王座を喪失。再起戦で迎えた大胡は武相高校でチャンピオンに輝いたアマ41勝8敗の逸材で、前回のプロ3戦目で日本ランカーの本多俊介(E&Jカシアス)と引き分けている。
初回、大胡のスムーズなジャブを払いながらプレスする岩本。ラウンドの終盤、ロープを背にした大胡に右を出させ、自らの右を合わせた。いい一撃だったが、しかしながら大胡は冷静さを失わず、2回再び左をジャブにフックにアッパーにと多彩に使い、試合を優勢に運び始めた。
一方の岩本は右アッパーのカウンターを食いながらも距離を縮め、4回は連打の回転を上げまくって大胡を守勢に回らせた。5回に頭突きで減点を喫しながら、右を基点に集中打に持ち込むパターンで攻勢をアピール。大胡もよく動いてかわしながら、しっかり打ち返して応戦した。最終回は岩本がプロの先輩の意地を見せて渾身の攻め。
フルラウンドの熱闘の末、スコアはジャッジ全員が76-75の1点差で大胡の勝ちを支持していた。大胡は3勝1KO1分。「20歳のうちに日本タイトルを獲る」と誓っていた。岩本は9勝6KO3敗。

タイ選手をTKOで下した李
■李が4連続KO
セミの60キロ契約8回戦は日本S・フェザー級12位の李鎮宇(DANGAN)がアンチャラーウット・ポンロー(タイ)に6回2分7秒TKO勝ち。
ただいま3連続KO(TKO)勝ちの李は初回から強気にプレス。サウスポーのアンチャラーウットを左ボディーから崩し、2回は右強打を多用して最初のダウンを奪う。3回にも李はダウンを追加したが、その後は必死に粘るアンチャラーウットを猛攻するわりに的確にとらえられない。それでも6回、左フックでふらつかせてストップを呼び込んだ。
李は13勝8KO1敗1分。唯一の黒星は齋藤麗王(帝拳)に喫したもの。試合後のインタビューでは「ふがいない試合をしてしまいました」と反省していた。
◇49.4キロ契約8回戦
川下豪(本望)[判定]高熊龍之介(松本ACE)
◇フェザー級6回戦
山下翼(EBISU K’s BOX)[引き分け]林大雅(本多)
◇東日本新人王予選フェザー級4回戦
高木ギッティチャイ達也(RK蒲田)[判定]小橋フウラ(宮田)
◇東日本新人王予選S・フライ級4回戦
高森悠叶(大橋)[判定]花岡斗或(横浜光)
◇東日本新人王予選フェザー級4回戦
仲里ニンジャ早史(RK蒲田)[TKO2回19秒]コホリミリザエフ・ムロドジョン・ナズルジョンウキ(富和)
◇フェザー級4回戦
竹内康太(KG大和)[判定]山本大貴(ナックルS)
◇ヘビー級4回戦
ケイ レックス(S根本)[引き分け]ジョーダン・チャールズグリーン(琉球)


