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あす日本S・フライ級王座決定戦 注目サウスポー対決は川浦龍生か、高山涼深か

2023年6月12日 16時35分

 あす13日、後楽園ホール「ダイナミックグローブ」のメインイベント、日本S・フライ級王座決定戦の前日計量が日本ボクシングコミッションで行われ、同級1位の川浦龍生(三迫)と同2位の高山涼深(ワタナベ)がともに52.0キロで合格した。

川浦(左)と高山 新王者に輝くのはどち!?!?

 両者は昨年12月に対戦予定だったが、高山のけがによりキャンセル。その後、川浦の相手は橋詰将義(角海老宝石)に代わり、王座決定戦は2月にセットされたが、これも橋詰のけがで消滅。相手が再び汰阿山になってようやくタイトル戦にこぎつけた川浦(9勝6KO1敗)は「計量が終わってやっと試合ができるんだと思った」と笑顔を見せた。

 昨年、環境を変えようとプロ選手が豊富にいる三迫ジムに移籍。狙い通りWBOアジアパシフィック王者の中川健太をはじめ多くの同僚とスパーリングを積んできた。得意のカウンターでKOを狙う反面、「長いラウンド戦う準備もしてきた」と判定であっても必ず勝利し、ジムにベルトをもたらしたいと考えている。

 徳島市高時代に全国大会3位を3度経験しているものの、日本一になった経験はない。初の日本一に燃える川浦は「絶対に勝ちたいし、勝たなくちゃいけないと思っている」とサウスポー対決に闘志を燃やした。

 けがで12月の王座決定戦をキャンセルした高山(5勝4KO)は「完治するまで2カ月かかった。下半身を戻すのに時間がかかった」と振り返りながらも、「(万全が100として)今は練習で150くらい。試合で200のパフォーマンスを出したい」と計量後に笑顔で取材に応じた。

 川浦とはスパーリングをした仲で交流もあり、試合をすることに抵抗も感じるというが、勝負となれば話は別だ。90年代のスター選手、渡辺雄二さんを伯父に持つ高山は「直感を信じてやろうと思う」と自らの感性を武器に日本の頂点に立とうとしている。

 試合の模様はFODでライブ配信。フジテレビでは17日26時45分から放送される。

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