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プログレイス苦戦 ダウン奪うもソリージャに2-1判定でWBC・S・ライト級V1

2023年6月18日 13時28分

 米ルイジアナ州ニューオーリンズのスムージー・キング・センターで17日(日本時間18日)行われたWBC・S・ライト級タイトルマッチは王者レジス・プログレイス(米)が挑戦者ダニエリート・ソリージャ(プエルトリコ)に2-1判定勝ち。昨年11月に決定戦で獲得したベルトの初防衛を果たした。

プログレイスは苦戦を強いられながらV1

 断然優勢を予想された凱旋試合のプログレイス(34)に初回終了間際、ソリージャ(29)の右が命中。ソリージャに抱き着いたプログレイスがキャンバスにダイブし、これは明らかなノックダウンに見えたがレフェリーはスリップと判断した。

 3回、今度はサウスポーのプログレイスのすばやい左強打が命中。ソリージャは脚を跳ね上げて背中からダウンし、カウントが入った。4回からプエルトリコ人はリーチを生かしたアウトボクシングを実行する。プログレイスは前進するものの、距離が遠すぎて自慢の強打が当たらない。

 それでも7回に左ボディー、8回に左右連打、9回も左強打と、王者が要所で印象的なパンチを決めていく。ソリージャはサイドへ動きながら左ジャブと右を返すが効果的な場面を作り出せない。プログレイスの強打は最後まで火を噴かなかったが攻勢点が評価され、オフィシャルスコアは118-109、117-110、113-114の2-1で王者の手が上がった。

プログレイスは試合後、ビッグマッチを希望した

 マッチルーム・ボクシングとDAZNとの契約第1戦だったプログレイスは29勝24KO1敗。「タフな勝利だった。ミスを修正してまたニューオーリンズのリングに立ちたい」とコメント。そして次戦の相手には、会場で観戦したライト級4団体統一王者デビン・ヘイニー(米)をはじめテオフィモ・ロペス(米)、IBF・S・ライト級王者スブリエル・マティアス(プエルトリコ)の名前を挙げた。判定に不満を表したソリージャは17勝13KO2敗。

 セミのWBAウェルター級挑戦者決定戦はシャハラン・ギヤソフ(ウズベキスタン)が試合全般を通じて右ストレートを叩き込み、ハロルド・カルデロン(米)に3-0判定勝ち。スコアは120-108、118-110、116-112でギヤソフ。ギヤソフは14勝9KO無敗。初黒星のカルデロンは27勝18KO1敗。 Photos by SUMIO YAMADA

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