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8.30日本フェザー級王者 松本圭佑がWBO・AP王座と2冠戦「技術を見せてKOする」

2023年6月27日 17時35分

 大橋ジムは27日、横浜市内のジムで記者会見を開き、8月30日に後楽園ホールで開催する「NTT ドコモ Presents Lemino BOXING PHOENIX BATTLE 103」の追加カードを発表。日本フェザー級王者の松本圭佑(大橋)が指名挑戦者リドワン・オイコラ(平仲BS)を迎え、空位のWBOアジアパシフィック(AP)王座もかけて2冠戦を行うほか、元日本、WBO・AP・S・ライト級王者の井上浩樹(大橋)がハイバード・アブドゥラスル・イスモリロフ(ウズベキスタン)とWBO・AP同級王座決定戦を行う。

8.30出陣の松本(左)と井上浩

 元日本、東洋太平洋フェザー級王者の松本好二トレーナーの長男、23歳の松本は4月に元日本王者の佐川遼(三迫)との王座決定戦を制し、デビューから無傷の8連勝(7KO)でタイトルを獲得。今回が初防衛戦となる。

 会見した松本は「今まで通り落とせない試合。簡単な試合にはならないと思うけど、自分の力を出してKOで勝ちたい」とノックアウト勝利を誓った。

 デビューから注目を集め、結果を出してきた松本は、さらなるレベルアップを目指して前回の試合前に初動負荷トレーニングを始めた。「パンチの伸びやけがのケアになっている。体が硬いのでそれを改善する狙いもあった」と松本。今回はこのトレーニングの成果にも期待している。

 挑戦者のオイコラはナイジェリア出身でタレントのボビー・オロゴンさんのサポートを受ける26歳のオイコラ(12勝7KO1敗2分)は昨年9月に日本デビュー。以来、積極的にリングに上がり4勝2KO1分。今回が初のタイトル挑戦だ。

 オイコラについて松本は「手足が長くて、脚も使ってすばしっこいタイプ。打ち急がずに技術を披露して、結果的にKOで倒したい」と理想のシナリオを語った。父の松本トレーナーは「すばしっこく動いて急に強いパンチを打ったり、日本人とは違うボクシングをする。早い段階でキャッチして、どう攻めるのか、守るのかをつかみたい」と語った。

 一方、オイコラの5月の試合について、対戦相手がJBCが承認した選手とは別人であり、JBCが関係者の処分を検討しているという報道に関し、大橋秀行会長は「JBCに(8月30日の)試合は問題ないと確認した」と説明した。

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