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2団体統一王者の寺地拳四朗 指名防衛戦は「圧勝になる」 将来のS・フライ級進出も言及

2023年6月29日 16時13分

 WBA&WBC世界L・フライ級王者の寺地拳四朗(BMB)が29日、WOWOWエキサイトマッチSPの収録を行った。番組は寺地が4月8日に行ったアンソニー・オラスクアガ(米)との防衛戦を自ら解説するもの。那須川天心のボクシング・デビューとなった与那覇勇気戦と合わせて7月3日(月)午後8時からWOWOWプライムで放送される。

エキサイトマッチの収録に臨んだ寺地

 4月8日の試合は寺地の9回TKO勝ちながら、新鋭オラスクアガが奮闘してエキサイティングな内容となった。寺地は「自分で見ても面白い試合。相手はスタミナの使い方がうまく勉強になった。僕が倒されてもおかしくなかった」と試合を振り返り、「7、8回は僕が苦しかった。そこから9回にがんばった違いを見てほしい」と見どころをアピールした。

 次戦はWBC指名挑戦者ヘッキー・ブドラー(南アフリカ)との防衛戦が濃厚。まだ「相手を想定して練習している段階ではない」としながらも、寺地は「圧勝になると思う。中盤ぐらい。怖さがない選手なので、より攻めていけると思う。ただ油断はできないので、ペースを保っていきたい」と秋に計画される防衛戦に自信を見せた。

 その先についても触れ、「今年3ついけなかったら悩みますね」と年内に3団体統一戦ができなかった場合は、フライ級への階級アップも検討中。S・フライ級進出にも言及し、「もう少し先の目標。フライ級に上げて敵がいなくなったら」と将来の3階級制覇も思い描いた。

 番組は同じく4月8日に行われたWBAバンタム級王座決定戦の井上拓真(大橋)vs.リボリオ・ソリス(ベネズエラ)、IBFフェザー級挑戦者決定戦の阿部麗也(KG大和)vs.キコ・マルティネス(スペイン)、WBOアジアパシフィック・ウェルター級タイトル戦の王者佐々木尽(八王子中屋)vs.挑戦者小原佳太(三迫)もダイジェストで放送する。

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