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桑原拓が東洋太平洋フライ級王座V1 左ボディ一発で世界ランカーを悶絶KO

2023年7月11日 21時21分

 東洋太平洋フライ級王者で3団体で世界ランキング入りしている桑原拓(大橋)が11日、後楽園ホール「第102回フェニックスバトル」のメインに登場。挑戦者でWBA11位にランクされるウラン・トロハツ(中国)を4回2分10秒KO勝ち。初防衛に成功した。

桑原は「力んだ」というものの力強いパンチを打ち込んだ

 初回、トロハツの打ち終わりに右カウンターを一発決めた桑原は2回に入るとコンビネーションを繰り出す。トロハツはこれをブロッキングで防ぐが、桑原がサイドの動きと出入りのスピードでトロハツを翻弄しにかかった。

 4回、トロハツがプレスを強め、右ストレートをかすめた後、前に出たトロハツに対して桑原の左ボディがカウンターで炸裂。キャンバスに転がったトロハツは悶絶して10カウントを聞いた。

カウンターのボディ打ちでトロハツが沈んだ

 WBAとIBFで8位、WBC9位にランクされる桑原は13勝7KO1敗。トロハツは15勝7KO5敗2分。

 試合後、桑原は「強い相手に10カウントを聞かせて自信がついた」と明るい表情。フィニッシュのシーンは「最後は無意識に出したパンチなので、どのパンチで倒したのか分からない。手応えもなかった」と振り返った。

 一方でパワーのついたところを見せようとしたあまり力んでしまい、ジャブも思うように出なかったのが反省点。大橋秀行会長は「これで(世界挑戦を)考えないわけにはいかない」としながらも、「桑原は練習熱心でまだまだ伸びる。勝負を急ぐ必要はない」と桑原のさらなる成長に期待した。

照屋(右)は岡田の粘りを振り切って勝利

◇61.0キロ8回戦
ニューサンダー照屋(琉豊)[3-0(77-75、78-74、79-73)]岡田誠一(大橋)

 41歳の元日本S・フェザー級王者の岡田は昨年8月以来のリング。岡田がスタートからジワジワとプレスをかけ、照屋が脚を使ってボクシングを組み立てた。2回、照屋が右アッパー、右ストレートをヒットして畳みかける。岡田はこの回、パンチで左目上をカットした。

 岡田は3回にプレスを強め、左ボディ、右フックで照屋に迫る。中盤は岡田は接近戦でボディ打ち、アッパーを上手く使い、照屋は中間距離から右ストレート、左フックを決めた。有効打で上回る照屋は6回、左フックを決めて岡田を下がらせる。右目上もカットした岡田だが、ここから踏ん張って盛り返した。

 7、8回は顔面が腫れ、血みどろの岡田が必死に攻め、照屋も応戦してともに譲らずフィニッシュ。軍配は終始冷静に戦った照屋に上がった。4連敗中だった照屋は3年ぶりの勝利で8勝4KO11敗1分。岡田は23勝14KO8敗2分。

森(右)は気迫のボクシングでダウンを挽回した

◇48.5キロ8回戦
森且貴(大橋)[3-0(76-75×2、77-74)]木村彪吾(グリーンツダ)

 木村がジャブから右フック、右ボディを打ち込み、日本ミニマム級3位の森が左ボディブローで応戦。2回、木村のパンチで森が右目上をカットした。ジャブの精度で上回る木村は3回、攻める森のパンチを外して右を打ち下ろしてダウンを奪った。

 劣勢の森は4回に反撃開始。木村にロープを背負わせると、5回も木村をロープに押し込んで連打を見舞う。木村は打ち返すものの、ロープ際から逃れることができない。森は闘志をむき出しにして前に出続けた。最終回は木村を終始ロープに釘付けにして打ち続けた。

 森は昨年11月、現日本王者の高田勇仁(ライオンズ)に敗れてからの再起戦。気迫の勝利で11勝2KO2敗とし、「去年の11月、KOで負けてから悔しくてダメになった自分もいた。周りの人たちのおかげで腐らず立ち上がれた」と語った。序盤のリードを守れなかった木村は9勝3KO4敗1分。

◇フライ級8回戦
富岡浩介(RE:BOOT)[KO6回1分57秒]スー・イーファン(中国)

◇S・バンタム級6回戦
金城隼平(RE:BOOT)[TKO6回2分41秒]木村元祐(白鷺)

◇S・フライ級4回戦
長谷川優太(熊谷コサカ)[TKO3回1分52秒]木村花道(石田)
観衆=711人

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