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元2階級制覇王者キコ・マルティネスが引退 長谷川穂積、阿部麗也と対戦

2023年8月21日 9時39分

 元2階級制覇王者のキコ・マルティネス(37=スペイン)が自らのSNSで引退を表明した。4月に有明アリーナで行った阿部麗也(KG大和)とのIBFフェザー級挑戦者決定戦に敗れた試合がラストファイトとなった。

阿部戦がラストファイトとなったマルティネス

 2004年にプロデビューしたマルティネスは13年8月、アメリカでジョナタン・ロメロ(コロンビア)を下してIBF・S・バンタム級王座を獲得。14年4月に来日し、大阪城ホールで長谷川穂積の挑戦を退けて2度目の防衛に成功した。

 V3戦でカール・フランプトン(英)に敗れて王座陥落し、その後はスコット・クイッグ(英)、レオ・サンタクルス(メキシコ=米)、ゲーリー・ラッセルJr(米)に世界挑戦して敗退。もう終わりかと思われた21年11月、キッド・ギャラード(カタール=英)からIBFフェザー級王座を奪い、7年ぶりに世界王座に就いてリング誌のカムバック賞を受賞した。

 初防衛戦でジョシュ・ウォーリントン(英)に敗れ、前述の通り阿部戦に大差判定負けした試合がラストファイトとなった。小柄ながら馬力をいかしたアグレッシブなファイトで息の長い現役生活を送った。戦績は58戦44勝31KO12敗2分。「すべての人たち、特に私を常にサポートしてくれた家族にありがとうを言いたい」とSNSに記した。

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