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11.15両国 井上拓真がアンカハスとWBAバンタム級V1戦 世界初挑戦のユーリ阿久井とダブル

2023年9月15日 14時01分

 WBAバンタム級王者の井上拓真(大橋)とWBAフライ級1位のユーリ阿久井政悟(倉敷守安)が11月15日、両国国技館で開催される「Prime Video Presents Live Boxing 6」でダブル世界タイトルマッチに臨む。拓真は元IBF・S・フライ級王者ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)と初防衛戦。阿久井は王者アルテム・ダラキアン(ウクライナ)に世界初挑戦する。プライムビデオが15日発表した。

両国で競演の井上拓真(右)と阿久井

 拓真(27=18勝4KO1敗)は4月、元WBA・S・フライ級王者リボリオ・ソリス(ベネズエラ)との王座決定戦を制してWBAバンタム級王座を獲得。アンカハス(31=34勝23KO3敗2分)はIBF・S・フライ級王座を9度防衛後、フェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)に敗れて王座陥落。再戦でも返り討ちにあい、バンタム級に上げて6月の再起戦に勝利した。

 拓真は「アンカハスは過去の対戦相手の中でも最高クラスの強豪」と挑戦者の実力を認めながら、「スピード、テクニック、スタミナでは間違いなく自分のほうが上。今回の試合は今後の統一戦に向けての通過点であり、これまでより進化した井上拓真のボクシングをお見せして勝ちます」と兄尚弥に続くバンタム級4団体制覇を今後の目標に掲げた。

 阿久井(28=18勝11KO2敗1分)は19年10月に日本フライ級王者となり3度の防衛に成功。昨年王座を返上し、世界挑戦のウェイティングサークルに入っていた。阿久井は「両国国技館はいままでで一番大きい会場になります。楽しみです。岡山のジムに初の世界チャンピオンベルトを持って帰ります」と力強いコメントを発した。

 ダラキアン(36=22勝15KO)は18年2月、ブライアン・ビロリア(米)との王座決定戦を制して戴冠、その後6度の防衛に成功している。阿久井は「王者はやりにくそうではありますが、こちらのペースに持ってこられたらかみあうと思います。スピードもあって、怖いパンチも打ってくるのでそのへんは警戒したいです。最終的に右ストレートで倒せたらと思います」とKO奪取を誓った。

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