November
04
Monday

ボクシングニュース | ボクシングビート編集部制作

share

15°C Clear
Tokyo

Boxing News(ボクシングニュース)

Home > Match Information > グスマンが那須川を「最後まで解読できなかった」と脱帽、ブドラーは“最強王者”寺地の実力認める

グスマンが那須川を「最後まで解読できなかった」と脱帽、ブドラーは“最強王者”寺地の実力認める

2023年9月19日 20時01分

 18日のアマプラ興行でボクシング2戦目の那須川天心(帝拳)に敗れたルイス・グスマン(メキシコ)とWBA&WBC・L・フライ級王者の寺地拳四朗(BMB)に9回TKO負けしたヘッキー・ブドラー(南アフリカ)が19日、関係者を通じてコメントを発表した。

グスマン(左)とブドラー

 那須川に2度のダウンを奪われ大差判定負けを喫したグスマンは「那須川選手はいままで戦ったことがない相手で、立ち回りが激しく、スピーディーで、最後まで解読できず、とても苦労しました」と那須川の才能に脱帽。「那須川はクレバーで、テクニックもあり、ボクサーとして新人ですが、すばらしい素質があると思いました」と日本の大物ルーキーを評した。

 同時に「今回はコンディションは整えていましたが短い準備期間でした。次回は準備も整えて100%の自分を見せたいと思います」と再び日本でファイトすることを希望した。

 元2階級制覇王者で王座返り咲きに失敗したブドラーは「世界最強王者との戦いで、できるだけのことはしたつもりです」とベテランらしくさばさばとした様子。「4回ぐらいまでは拳四朗選手にうまくついていけたと思いますが、だんだんついていけなくなった。その結果で最後力尽きてTKO負けだと思います。終盤は足を使ってうまく戦おうとしたが、距離を保ちすぎて最後やられてしまいました」と冷静に試合を分析した。

Related article
関連記事