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10.7世界ランカー戦の亀田和毅 元プロ野球の“超人”糸井嘉男さんが激励

2023年9月23日 1時21分

 10月7日の東京・大田区総合体育館でIBFフェザー級ランカーと戦う同級5位で元2階級世界王者の亀田和毅(32=TMK)が22日、大阪・西成区のジムで練習を公開した。

元プロ野球選手、糸井さんのドラムミットを打つ亀田

 5月からメキシコ選手、フィリピン選手とスパーリング練習を積んでおり、体調は万全。この日は森武蔵(志成)と戦ったことがある元WBOアジアパシフィック・フェザー級王者リチャード・プミクピック(33=フィリピン)と3ラウンドのスパーリング。接近戦から左フックのボディパンチに続き、顔面へ鋭い右ストレートをヒットするなど、3階級制覇への試金石となる試合に向けて意欲的に動いた。

「これまで何ラウンドやったかは勘定していない。一回ごとにいい内容で動けているか確かめて練習を重ねている」と亀田はフェザー級転向第1戦に向けてじっくり仕上げている。金平桂一郎・TMKジム会長は「抜群の仕上がりをみせている。今年は最後の試合で、来年は世界4団体のフェザー級王者と戦う予定」と世界を強調した。

 10月7日はIBF8位レラト・ドラミニ(南アフリカ)と12回戦を戦う。「スタミナもありそうで、足も速い相手だ。いろいろ引き出しは持っているので、後半、相手の足を止めてKOで仕留める流れにしたい」と亀田は自信たっぷりに語った。

 スパーリングを見守ったのはプロ野球日本ハム、オリックス、阪神で活躍した糸井嘉男さん(42)。以前から亀田家とは交流があり、「阪神、オリックス優勝で忙しいのですが」と言いながら、亀田興毅ファウンダーに誘われて激励に。

「ボクシングジムに足を踏み入れるのは初めて」という糸井さんはスパーリング終了に続いてリングに上がって、和毅のパンチをドラムミットで受けた。「5分の力」という和毅の左フックにおおげさではなくたたらを踏んで後退。ボクサーのパワーを体で感じて興奮気味。

「ボクシングは野球にもいいですね。自主トレに使えそう。ボクシングを習って、もう1回野球をしようかな。新庄(剛志)さんも48歳で復帰したしね」。現役時代は超人の異名をとった糸井さんは燃えていた。

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