女子興行 桺井妃奈実が日本バンタム級新王者、狩野ほのか日本アトム級初防衛
2023年9月27日 22時24分
2023年9月27日 16時21分
岡山のジム初の世界チャンピオンを目指すユーリ阿久井政悟(28=18勝11KO2敗1分)が27日、都内で開かれた記者会見に出席。11月15日、東京・両国国技館で行われるWBAフライ級王者アルテム・ダラキアン(ウクライナ、36=22勝15KO)戦に向けて必勝を誓った。
冒頭、戦禍のウクライナからチャンピオンが来日することに感謝の意を表わした阿久井は「世界初挑戦が日本で行われるというのはありがたいし、何としてでも一発で獲りたい気持ちです」と率直な心境を言葉にした。
父一彦さん、伯父の赤沢貴之さんがプロボクサーだった影響で、中学生のときにグローブを握って以来、県外には出ずに倉敷守安ジムでキャリアを積んだ。大都市の大手ジムではないだけに、世界ランキングが上がっても世界挑戦できるか心配もあったが、「自分と回りの人を信じた」と信念を持って念願の世界タイトルマッチにたどりついた。
王者ダラキアンはWBA王座を6度防衛しており、阿久井は「アマチュアもしっかりやっている選手で、非常にやりにくい選手だし、強い選手」とチャンピオンを評価した。その上で、「自分が合わせにいったらやりにくいまま終わってしまうので、合わせさせるという意識でやりたいです」といかに自分のペースを貫くかがキーポイントだと説明。「倒すイメージはない」とKOを意識せずにフルラウンド戦う覚悟も口にした。
岡山のジム初の世界チャンピオンは当然意識するところだが、「目の前の試合に集中したい」と断った上で「ゆくゆくは海外でも戦ってみたい」とも。阿久井は「世界チャンピオンはもちろん“銀河系最強”を目指しているので、それくらいの気持ちで挑みたい」と笑顔で世界奪取を宣言した。
また、この日は日本バンタム級11位の与那覇勇気(真正)と辰吉寿以輝(大阪帝拳)による54.5キロ契約8回戦も発表され、与那覇と辰吉も記者会見に出席した。
4月にアマプラ興行でキックボクシングの神童、那須川天心(帝拳)のボクシングデビュー戦の相手を務めた与那覇は「前回負けたのに呼んでもらって感謝している。期待にこたえたい。辰吉選手は知名度はもちろん、実力も強くてしっかりした正統派のボクシングをしてパワーもある。パワーは自分も自信あるので最高のぶん殴り合いをしたい」と激闘を予告した。
元WBCバンタム級王者、辰吉丈一郎の次男、辰吉は2年9カ月ぶりとなる8月の復帰戦に勝利して今回の日本ランカー戦を迎える。「殴り合いにはめっぽう自信がある。最高の舞台で最高のどつき合いをしたい」とこちらもバチバチの打撃戦を歓迎した。
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