重岡優大はパンヤに大差判定勝ち 兄弟で「暫定」外しミニマム級正規王者に
2023年10月7日 20時13分
2023年10月7日 18時44分
「3150FIGHT vol.7」が7日、東京・大田区総合体育館で開催され、日本ヘビー級王者の但馬ミツロ(KWORLD3)がウィリアムス・オカンド(ベネズエラ)に初回KO勝ちを収めた。
◇ヘビー級8回戦
但馬ブランドンミツロ(KWORLD3)[KO1回2分9秒]ウィリアムス・オカンド(ベネズエラ)
体重が16キロ重い114.6キロの但馬がプレスをかけ、左ボディから右フックを叩き込む。オカンドはパワーがない。初回後半、左ボディでダメージを与えると、動きの止まったオカンドに惜しい掛かって試合を終わらせた。但馬は10勝8KO。オカンドは24勝20KO12敗1分。
◇S・フライ級8回戦
レネ・ビビアーノ(メキシコ)[TKO8回31秒]花田颯(KWORLD3)
7月にデビューしたばかりの花田がWBA・S・フライ級13位ビビアーノにチャレンジ。花田は初回から積極的なボクシング。ビビアーノも右を打ち下ろし、スタートからアクションの多い展開となった。
ビビアーノはアッパーを使い始めた3回、ビビアーノの右カウンターが決まって花田がダウンした。4回は花田がボディ攻撃を見せるが、これをしのいだビビアーノは左フックでダメージを与え、右フックで花田をキャンバスに突き落とした。
花田はここから踏ん張り、左ボディ打ちでメキシカンに迫ったが、ビビアーノのしなるような右フック、左右のアッパーでガードを割られて苦しい内容。7回、ビビアーノの右アッパーが立て続けに決まったところで主審が試合を止めた。ビビアーノは21勝8KO無敗。花田は1勝1KO1敗。
◇S・フライ級8回戦
政所椋(KWORLD3)[2-1(77-75×2、73-79)]吉田京太郎(ワタナベ)
日本同級6位の吉田がジャブを突きながらサイドに動き、上下の右、左フックにつなげていく。強打を打ち込みたい政所は力みが見られ、前半は吉田が距離を支配、政所のアタックを封じ、カウンターも決めてペースを握った。
政所は後半、力強い右ストレートや左フックを打ち込んでいった。7回は左フックを決めて吉田をロープに釘付けにしてラッシュした。最終回はイーブン。軍配は政所に上がった。政所は3勝2KO。吉田は3勝3敗。
◇S・フライ級6回戦
野上翔(RK蒲田)[TKO4回終了]アナンタチャイ・ドゥウォンヤイ(タイ)
拓大出身のサウスポー、野上がジャブ、左ストレートでタイ人に迫り、アナンタチャイは打ち終わりに右を狙った。2回、野上が右フックを併せてアナンタチャイがダウンした。
野上はここから一発を狙わず、ボディ打ちを交えてコツコツアナンタチャイを削っていった。アナンタチャイはガードを固めて前に出て抵抗したが、5回開始のゴングに応じられなかった。野上は2勝2KO。アナンタチャイは2勝2KO1敗。
◇ミニマム級8回戦
アルアル・アンダレス(比)[負傷引き分け4回2分23秒]ウィルフレッド・メンデス(プエルトリコ)
元WBO王者メンデスとWBO同級5位アンダレスの対戦。距離を取ろうとするサウスポーのメンデスと詰めようとするアンダレスが己のスタイルをぶつけ合った。メンデスは前に出るアンダレスをさばきながらうまくボディを打ち込み、3回には左ストレートを決めてアンダレスをフラつかせてラッシュ。最初の山場を作った。
4回はアンダレスが右を決めて反撃を開始した。ところがアンダレスが攻めたとことで偶然のバッティングが発生、メンデスが右目尻をカットし、これが原因で試合は終わった。4月、日本で重岡優大(ワタナベ)とのWBCミニマム級暫定王座決定戦に敗れて以来のリングだったメンデスは18勝6KO3敗1分。アンダレスは14勝6KO2敗3分。
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