WBA・S・バンタム級挑戦者決定戦をマッチルーム落札 井上尚弥も興味示すアフマダリエフ出場
2023年10月10日 8時40分
2023年10月9日 10時09分
元WBO・S・ミドル級王者ヒルベルト“スルド”ラミレス(メキシコ)が7日(日本時間8日)、米ラスベガスのザ・コスモポリタンでWBAクルーザー級挑戦者決定戦に出場、元WBO・L・ヘビー級王者ジョー・スミスJr(米)との元王者対決に3-0判定勝ちを収めた。スコアは99-91×3。
189センチ長身サウスポーのラミレスはスピードをいかし、アウトボクシングを貫いた。後半はスミスのパワフルなアタックにロープを背負うシーンもあったが、決定打は許さずに大差判定勝ちにつなげた。
ラミレス(45勝30KO1敗)は16年4月、アルツール・アブラハムからWBO・S・ミドル級王座を奪い、5度の防衛に成功。19年にL・ヘビー級に進出し、22年12月にWBA同級王者ドミトリー・ビボル(ロシア)に挑んで敗れた。今回がクルーザー級進出第1戦だった。
「(L・ヘビー級より)20ポンド差があるのでとても気分がいい」とクルーザー級に手応えを感じたラミレスは今後、WBAスーパー王者アルセン・グラミリアン(アルメニア)を標的とする。
スミスはアルツール・ベテルビエフ(ロシア)とのL・ヘビー級3団体統一戦に続く連敗。「少し脚が重かった」と語った34歳は戦績を28勝22KO5敗とした。Photo by Cris Esqueda / GBP
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