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フェザー級のホープ堤駿斗が体調不良 あすの世界ランカー対決中止

2023年10月12日 14時46分

 あす13日、後楽園ホールで開催される「LIFETIME BOXING FIGHTS17」の計量が12日、日本ボクシングコミッションで行われた。メインのフェザー級ノンタイトル10回戦は、東洋太平洋王者の堤駿斗(志成)が体調不良のため計量会場に現われず、ルイス・モンシオン・ベンチャーラ(ドミニカ共和国)との世界ランカー対決は中止となった。イベントは行われ、ABEMAでライブ配信される。

やる気満々だったベンチャーラ

 志成ジムによると、堤は40度超えの発熱で病院に向かった。インフルエンザやコロナに感染した可能性があるが、詳しいことは分かっていない。元トップアマでデビューから3連勝をマークしている堤はWBC11位。今回のプロ4戦目に初KO勝利を狙っていた。

 WBA15位にランクされるベンチャーラ(11勝9KO無敗)は計量会場で中止の決定を知ると驚きの表情。ドミニカからマドリッド、ドバイを経由して2日かけて来日していただけに、がっかりした様子だった。

 また、セミセミの56.0キロ契約8回戦、日本S・バンタム級11位の大湾硫斗(志成)とパイ・パーロップ(タイ)は、大湾が800グラム超過でギブアップ。大湾はあす昼12時に60.3キロ以内という条件で試合が許可された。

 セミでは湯場海樹(ワタナベ)がブンチュアイ・ポンスーンナーン(タイ)とウェルター級8回戦。もう一つの8回戦は日本S・フェザー級10位の中井龍(角海老宝石)がサハット・テヒラン(タイ)と対戦する。

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