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元王者野中が大差判定勝ち 三田の試合

2013年2月18日 0時57分

 昨年再起した元東洋太平洋S・ウェルター級王者(現ミドル級4位)の野中悠樹(渥美)が17日兵庫・三田市のキッピーモールで、東洋太平洋S・ウェルター級4位リー・オティ(ニュージーランド)に10回大差判定勝ちを飾った。スコアは99-92、98-92、99-91。

 サウスポーの野中は初回から左ストレート、左アッパーを多用してオティに迫ったが、なかなか届かない。時折放つオティの右に意外な威力があり、慎重になったこともあった。それでも4回あたりから距離をつかんでジャブも当たり出す。5回終了直前には左を決めるとオティの腰がくだけ大きくよろめいた。しかしこのKO機も詰めが甘く倒し切れず。その後も手数の少ない相手に確実にポイントを上げたものの、KO勝ちはならず。

 試合後の野中は、「以前のカンを取り戻してきた。今後は年に3、4回ペースで試合をし、早く世界ランクに復活したい」。現在ミドル級の4位にいるが、日本、東洋のベルトの奪回にはあまり関心がない様子。「世界ランクを狙えるなら、ウェルターに落としてもいい!」。35歳になるが、「肉体の衰えはまったく感じない」と意気軒高だった。

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