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3階級制覇王者リナレス復活なるか あす英国でS・ライト級上位カテラルに挑戦

2023年10月21日 8時58分

 英国リバプールのM&Sバンク・アリーナ(旧エコー・アリーナ)で明日21日(日本時間22日)ゴングが鳴るS・ライト級12回戦の計量が20日行われ、出場するジャック・カテラル(英)、ホルヘ・リナレス(ベネズエラ=帝拳)ともリミットの140ポンド(63.50キロ)をマークして合格した。試合はカテラルが保持するWBAインターコンチネンタルS・ライト級王座が争われる。

あす激突のカテラル(左)とリナレス

 30歳のサウスポー、カテラル(27勝13KO1敗)は昨年2月、S・ライト級4団体統一王者だったジョシュ・テイラー(英)に敵地スコットランドで挑戦。ダウンを奪うなど優勢に進めたと思えたが、2-1判定負け。試合内容からダイレクトリマッチの流れとなったが、テイラーは負傷を理由に延期を繰り返し、最終的に再戦は実現しなかった。

 今年5月、中堅選手ダラ・フォーリー(豪州)からダウンを奪って判定勝ち。テイラー戦から復帰し、明日争われるベルトを獲得した。WBC5位、WBA7位にランクされる。

 元3階級制覇王者、38歳のリナレス(47勝29KO8敗)は21年5月にデビン・ヘイニー(米)のWBCライト級王座に挑み判定負け。その後ロシアでザウル・アブドゥラエフ(ロシア)、ゾーラ・ハマザルヤン(アルメニア)に連敗。S・ライト級でタイトルマッチに出場するのは19年1月のパブロ・セサール・カノ(メキシコ)戦以来2度目となる。WBAライト級王者時代はアンソニー・クローラ(2度)、ルーク・キャンベルと英国勢相手に3連勝しており、縁起の良い土地で復活を目指す。

 プロモーターはエディ・ハーン氏のマッチルーム・ボクシング。DAZNが中継する。Photo by Mark Robinson / Matchroom

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