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ミニマム級世界王者の重岡兄弟 大田区長を表敬訪問「大田区総合体育館をパンパンにしたい」

2023年11月20日 16時58分

 WBCミニマム級王者の重岡優大と弟のIBF同級王者、重岡銀次朗が20日、所属するワタナベジムの渡辺均会長と大田区役所に鈴木晶雅区長を表敬訪問した。

左から優大、鈴木・大田区長、銀次朗

 兄弟は10月7日、大田区総合体育館でそろって世界タイトルマッチの舞台に立ち、優大はWBC王者パンヤ・プラダブスリ(タイ)を、銀次朗はIBF王者ダニエル・バジャダレス(メキシコ)を下して正規王座を獲得した。

 ワタナベジムと大田区の縁は元WBA&IBF・L・フライ級王者で同区出身の田口良一が同体育館で世界戦を重ねていたころに縁を深めた。銀次朗は大田区、優大は品川区に住むが、ともに大田区内の洗足池でロードワークをしている。

 鈴木区長は「格闘技の聖地である大田区総合体育館からニューヒーローが生まれたのはうれしいニュース。チャンピオンとして記録を塗り替え、子どもたちに夢と希望を与えてほしい」と兄弟の苦労をねぎらい、激励した。

 10月の世界戦を終え、故郷の熊本に里帰りして英気を養った重岡兄弟は10月下旬にトレーニングを再開。次戦は未定ながら「強い相手と戦いたい」と口をそろえ、早く試合をするよりも、質の高い対戦相手を求めた。

 兄弟は今後、熊本での凱旋防衛戦なども期待されているが、優大は「大田区総合体育館をパンパンにしたい」との目標も掲げた。また、兄弟同時のダブル世界戦については、自分の試合に集中できない、互いにセコンドに入ってほしいという理由で必ずしも固執しない考えを示した。

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