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人気抜群ガルシア 8回KO勝ちでデービス戦黒星から復帰 S・ライト級で世界目指す

2023年12月3日 16時46分

 2日(日本時間3日)米テキサス州ヒューストンのトヨタ・センターに登場した元WBCライト級暫定王者ライアン・ガルシア(米)がWBO同級9位オスカル・ドゥアルテ(メキシコ)に8回2分51秒KO勝ち。3団体でS・ライト級上位にランクされるガルシアは同級で世界王者を目指す。試合はS・ライト級リミット3ポンド超の143ポンド(64.86キロ)契約の12回戦で行われた。

ガルシア(左)は脚を使って試合を組み立てた

 試合は初黒星後11連続ストップ勝ちと好調なドゥアルテ(27)が距離を詰めようとし、ガルシア(25)は脚を使いながら対応。3回、右を連発して決めたガルシアがペースをつかみかける。しかしドゥアルテは4回から左ボディーをねじ込んでガルシアを自由にさせない。これが功を奏し、6回までメキシカンがガルシアを押し込む攻防となる。

 7回、徹底的にサイドステップを踏んでドゥアルテの突進に対抗したガルシアは8回、一瞬の隙をついて右フックを痛打。ダメージを受けたドゥアルテに左右を追撃すると脚がグラついたメキシカンはダウン。レフェリーのカウントが続き、10でドゥアルテは立ち上がったがカウントアウトされた。

ガルシアはS・ライト級3団体で上位にランクされている

 前ウェルター級3団体統一王者エロール・スペンスJrやS・ウェルター級2団体統一王者ジャーメル・チャーロを指導するデリック・ジェームス・トレーナーと組んで初陣だったガルシアは24勝20KO1敗。4月のジェルボンテ・デイビスとのビッグマッチから復帰を果たした。S・ライト級のリミットオーバーながら「WBAゴールド王座獲得」とアナウンスされた。ドゥアルテは26勝21KO2敗1分。

トーレスを秒殺したスコフィールド

 セミのWBAインターナショナル・ライト級戦は、王者でWBA級4位フロイド・スコフィールド(米)がリカルド・トーレス(メキシコ)を初回、左を口火に4度倒し、1分51秒TKO勝ち。圧勝のスコフィールド(21)は16勝12KO無敗。トーレス(26)は17勝12KO8敗3分。Photos by Golden Boy Promotions

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