WBC・S・フェザー級王者フォスター 2.16ニューヨークMSGでV2戦
2023年12月12日 10時51分
2023年12月11日 22時06分
「アンタッチャブルファイト36」が11日、後楽園ホールで開催され、メインのS・フライ級8回戦は、日本同級13位の比連﨑爽晏楽(川島)が池上渉(DANGAN郡山)に3-0判定勝ち。4連勝をマークした。
◇S・フライ級8回戦
比連﨑爽晏楽(川島)[3-0(76-75、77-74、78ー73)]池上渉(DANGAN郡山)
池上がパワフルに前に出て右スイングを振り下ろし、上背のある比連﨑は池上をいなしながらボクシングを組み立てようとした。比連﨑が3回、カウンターを合わせると、バランスを崩した池上がグローブをキャンバスについてダウンの裁定。ただしダメージはなかった。
比連﨑はここからピッチを上げ、コンビネーションで池上に迫った。4回には右アッパー、5回には右ボディアパーを決めて有効打を重ねるが、タフな池上はペースダウンせず、徐々に近い距離で打ち合うシーンが増える。
比連﨑は6回、右ストレート、左フックと手続けに決めて見せ場を作るが、池上の闘志は衰えず、逆に7、8回は追い上げて終了のゴングを聞いた。
4連勝で戦績を9勝2敗とした比連﨑は「60点くらいの出来。最後、相手の気持ちに押されてしまった。まずはスタミナをつけて8ラウンドをフルに戦えるようにしたい」と反省の弁。川島郭志会長は「動きを読まれているし、自分を変えていかないといけない。まだまだ甘い」と厳しく、タイトルマッチを視界にとらえることはできなかった。池上は10勝6KO9敗1分。
◇54.0キロ6回戦
森田翔大(森岡)[2-1(57-56×2、56-57)]熊谷祐哉(M.T)
熊谷がワンツー、返しの左フックを思い切り振って元気なスタート。慎重に立ち上がった森田は2回、近距離で右カウンターを決めて熊谷からダウンを奪った。
3回以降は熊谷が上体を小刻みに動かしながらジャブを上下に打ち分けて右につなげ、熊谷はジャブから右強打、左フックを狙って互いに譲らない展開。森田が手数で上回りながららも、森田の顔がだんだん腫れてきた。
最終回は互いに激しく手を出して試合終了。ダウンの差で森田が勝利を手にした。森田は6勝3KO2敗。判定を聞いてガックリの熊谷は4勝2KO3敗。
◇S・フェザー級6回戦
川本響生(吉祥寺鉄拳8)[TKO3回41秒]鈴木誠太郎(T&T)
長身の川本はスピードと鋭いジャブを使ってアウトボクシング。鈴木はプレスをかけてボディ打ちを狙う。2回、川本が試合を支配し始める、左右のアッパーで鈴木にダメージを当てる。ラウンド終盤に左フックで鈴木がダウン。3回、川本が畳みかけたところで、青コーナーがタオルを振って試合終了となった。動きにキレがあった川本は5勝2KO1敗1分。鈴木は4勝1KO4敗1分。
◇ミドル級4回戦
菅原健史(川島)[TKO1回53秒]山田健太郎(高崎)
◇バンタム級4回戦
木下勇弥(船橋ドラゴン)[3-0(38-36×2)]飯塚晴紀(FLARE山上)
◇フライ級4回戦
伊東洋一郎(スパイダー根本)[引き分け1-0(39-37、38-38×2)]タジュイ・タム(パンチアウト)
◇58.0キロ4回戦
伊東舜(船橋ドラゴン)[3-0(39-37×2、40-36)]松本将悟(レイスポーツ)
観衆=769人
2025年4月21日 8時18分
2025年4月21日 8時08分
2025年4月20日 20時30分
2025年4月20日 10時36分
2025年4月20日 10時08分
2025年4月20日 8時41分