L・フライ級2団体統一王者の寺地拳四朗「8回か9回くらいには」 世界戦5連続KO勝ちを予告
2024年1月13日 16時11分
2024年1月13日 10時34分
井上尚弥(大橋)がマーロン・タパレス(フィリピン)を下しスーパーバンタム級を統一するや、ファンやメディアの間で「ファイター・オブ・ザ・イヤー」をめぐる論争がヒートアップした。井上とウェルター級統一王者テレンス・クロフォード(アメリカ)の一騎打ちといった様相を呈しているが――。《文:三浦勝夫/ボクシング・ビート2月号より》
2023年、世界のリングはウェルター級で4団体統一王者に輝いたテレンス・クロフォード(IBF王座はすでにはく奪)と、バンタム級に続きS・バンタム級で4団体統一王者に君臨した井上尚弥が傑出した存在だった。
このツートップを、ライト級4団体統一王座の防衛を果たしS・ライト級で2階級制覇を達成したデビン・ヘイニー(米)が追走。さらに2度印象的な試合を披露したデビッド・ベナビデス(米=WBC・S・ミドル級暫定王者)とジェルボンテ・デイビス(米=WBAライト級王者)が追いかける。
12月29日、スポーツ専門メディア「ESPN」が井上を“ファイター・オブ・ザ・イヤー”に選んだ。執筆者はメインライターのマイク・コッピンガー記者だが全スタッフの総意と受け取れる。
また「TSS」(ザ・スイートサイエンス)では、長いキャリアを持ち国際名誉の殿堂入りもしているバーナード・フェルナンデス氏が同じく井上をMVPに選出した。このボクシング専門サイトはベテラン記者を中心に構成されている。
大みそか、総合スポーツサイトの「スポーティング・ニュース」はクロフォードを選んだ。筆を執ったのは総合格闘技も担当する黒人系のアンドレアス・ハーレ記者。同サイトは年明けの1月3日、リング誌のパネリストでもある白人のトム・グレイ記者が追加記事を掲載。クロフォードをトップに推した。
1月2日、全米紙USAトゥデイのボクシングサイト「ボクシング・ジャンキー」は問答無用というタッチでクロフォードを選出した。執筆者は元リング誌編集長マイケル・ローゼンタール氏。
翌日、スポーツ誌「スポーツ・イラストレーテッド」はDAZNの中継で解説とインタビュアーを担当するクリス・マニックス記者がヘイニーをMVPに選んだ。
そして1月5日、「ザ・リング」が選んだのは井上。同誌は1928年からファイター・オブ・ザ・イヤーのアワードを設けており、日本人は初めての受賞。アジア人ではこれまで3度受賞したマニー・パッキアオに次ぐ快挙となる。..
井上×クロフォードの熾烈な争いが展開される’23世界のMVPレース。各項目で比較してみるとどうなる――? 記事全文は12日発売のボクシング・ビート2月号に掲載しています。
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