吉田実代「戦うシングルマザー」のアメリカン・ドリーム ビート2月号飯田対談より
2024年1月14日 17時22分
2024年1月14日 16時50分
カナダ・ケベックシティのビデオトロン・センターで13日(日本時間14日)行われたL・ヘビー級3団体統一タイトルマッチは、WBC&IBF&WBO統一王者アルツール・ベテルビエフ(ロシア/カナダ)が挑戦者WBC1位カラム・スミス(英)に7回2分TKO勝ち。8度目の防衛(IBF王座)に成功するとともにプロデビュー以来のレコードを20勝20KO無敗と伸ばした。
開始ゴングまもなく仕掛けたベテルビエフが左右でスミスをロープへ送る。これを一旦回避すると身長で9センチ、リーチで13センチ勝るスミスが左ジャブを放つ。2回、ジリジリと前進するベテルビエフにスミスはジャブ、右強打をヒットしてラウンドを抑える。
しかし3回、右アッパーを叩き込んだベテルビエフは4回、左ジャブから右強打、左フックで英国人にバックステップを踏ませる。スミスは17ヵ月のブランクも影響してか押され気味。真価を発揮し出したベテルビエフに挑戦者は6回、左フックを上下に見舞って抵抗する。
迎えた7回、ベテルビエフの右がテンプルに決まり、スミスがグラつく。これまでの30戦で一度もノックダウンの経験がないスミスは持ち堪えたが、王者の追撃でついに尻もちを着く。カウント後、劣勢のスミスに王者は右を連発してチャージ。2度目のダウンを喫したスミスを見たチーフセコンドの元2階級王者バディ・マクガート・トレーナーが棄権の意思を示しストップとなった。
勝利後、トップランク社ボブ・アラム・プロモーターの祝福を受けたベテルビエフ(38)は「コーチのアドバイスをフォローして戦ったのが勝因。スミスはグッドファイトを提供し、とてもストロングだった。私はラッキーだった」と発言。
アラム氏は「マイフレンド(スミスのプロモーター、エディ・ハーン氏)と協議してラマダン明け(イスラム教の断食月)あたりに決めたい」と待望されるベテルビエフとWBA・L・ヘビー級スーパー王者ドミトリー・ビボル(ロシア)の統一戦を成立させたい意向を明かした。
元WBA・S・ミドル級スーパー王者でカネロ・アルバレス戦以来の敗北を喫したスミス(33)は29勝21KO2敗。
セミ格ではS・ミドル級でWBAとWBCで1位にランクされるクリスチャン・エンビリ(カメルーン/カナダ)がロハン・マードック(豪州=IBF9位)を序盤からマイク・タイソンばりの迫力満点の強打とアタックで圧倒。最後までダウンを拒否したマードックだったが7回開始前に棄権を余儀なくされた。6回終了TKO勝ちのエンビリは26勝22KO無敗。WBC米大陸&WBAインターナショナルS・ミドル級王座を堅守した。マードックは27勝19KO3敗。Photos by Mikey Williams/Top Rank
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