ナバレッテが4階級制覇へ WBOがベリンチクとのライト級王座決定戦オーダー
2024年1月30日 15時30分
2024年1月30日 10時17分
S・ミドル級4団体統一王者サウル“カネロ”アルバレス(メキシコ=写真)の次戦の相手選びが脚光を浴びている。多くのボクサーがスーパースター、カネロの首を狙っているが、はたして誰が“幸運”に恵まれるのだろうか。
カネロは2024年、例年通りメキシコの戦勝記念日、シンコ・デ・マヨに合わせた5月5日近辺、そして9月に試合をすることが既定路線になっている。対戦相手の名前はさまざま挙がる中、ESPNのサルバドール・ロドリゲス氏がSNSで次戦がジャモール・チャーロ(米)、その次がテレンス・クロフォード(米)とリポートして話題を呼んでいる。
WBCミドル級王者のチャーロ兄は昨年9月、カネロの対戦相手として名前が浮上。準備が間に合わずに流れたが、カネロは意表を突いてS・ウェルター級4団体統一王者だったチャーロ弟のジャーメルと対戦して勝利した。
チャーロ兄は暴行事件やメンタルヘルスの問題で2年5カ月のブランクを作り、昨年11月のノンタイトル復帰戦で勝利。ただし契約体重を3ポンド以上オーバーして試合を強行し、完全復活を印象づけることはできなかった。
クロフォードは昨年7月、ウェルター級3団体王者エロール・スペンスJr(米)に完勝してS・ライト級に続いて2階級で4団体統一を成し遂げた。もしカネロと対戦するとなれば3階級アップになるが、本人はキャリア最終章でのビッグマッチ、カネロ戦を望んでいると伝えられる。話題性十分のマッチメークだ。
長らくカネロの対戦相手候補に挙がっているWBC暫定王者“メキシカンモンスター”デビッド・ベナビデス(米)は2年前から挑戦権を得ているとして、盛んにカネロ戦をアピール。実力は申し分ないが、いまのところカネロのお眼鏡にかなっていないようだ。
ほかにS・ウェルター級王者から2階級アップしてS・ミドル級に進出した無敗のハイメ・ムンギア(メキシコ)もカネロ戦を希望。ムンギアをプロモートするGBPのオスカー・デラホーヤ氏はカネロの9月の相手にムンギアを猛プッシュする。
カネロは昨年、PBCと3試合契約を発表した。契約が予定通り履行されるなら今年の2戦はPBCのイベント登場となり、PBCが新たに契約したアマゾン・プライム・ビデオでの中継となる。Photo by SUMIO YAMADA
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