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マッチルーム「プライズファイター」ミドル級トーナメント発表 3.31名古屋「3150FIGHT」と合体

2024年1月31日 16時48分

 マッチルームボクシングと楽天チケットなどが新たに日本でスタートするボクシングイベント「PRIZE FIGHTER(プライズファイター)」の発表記者会見が31日、都内で開かれた。「3150FIGHT」とパートナーシップを結び、第1回大会は3月31日、名古屋国際会議場で「3150FIGHT vol.8」と合同で開催する。

左からNSNボラス社長、スミスCEO、国本、可兒、亀田氏、ABEMA北野プロデューサー

 「プライズファイター」シリーズはマッチルームボクシングの創始者、バリー・ハーン氏が立ち上げたプロボクシング・トーナメント戦のブランド。今回はミドル級の8選手が出場し、優勝賞金100万ドル(約1億4000万円)を争う。3月31日に準々決勝が行われ、準決勝は7月後半、決勝は10月か11月を予定している。

 準々決勝4試合のうち一つが日本ミドル級タイトルマッチとなり、王者の国本陸(六島)が可兒栄樹(T&T)を迎え撃つ。会見に出席した国本は「日本でこんな大きな大会に出場できるので優勝したい」と抱負を語り、可兒は「自分のボクシングのキャリアの通過点。余裕で突破する」の必勝を宣言した。残り6選手は外国人選手が出場する。

 3150FIGHTプロモーターの亀田興毅氏は「世界にチャンスが広がるし、いいチャンスだと思う」とマッチルームとのパートナーシップを歓迎。マッチルームボクシングCEOのフランク・スミス氏は「3年計画でこれからどんどんビルドアップしていきたい」とイベントの定着と成長に意欲を見せた。

 3月31日の興行は、3150FIGHTが先日発表したように亀田和毅(TMK)がメインイベンターで、IBFフェザー級2位レラト・ドラミニ(南アフリカ)との雪辱戦に挑む。イベントの模様はABEMAでPPVライブ配信の予定。まだABEMAは東南アジアでもイベントをPPVする。それ以外の国にはDAZNが中継を予定している。

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