“ザ・グレーテスト”モハメド・アリがプロレスWWE殿堂入り
2024年3月12日 9時42分
2024年3月11日 16時01分
5月6日の東京ドームでWBAフライ級王者のユーリ阿久井政悟(倉敷守安)に挑戦する同級3位の桑原拓(大橋)が11日、横浜市内のジムで記者会見を開き、世界初挑戦への抱負を語った。
桑原は21年7月、日本王者だった阿久井に挑戦し、初回にダウンを奪われて最終10回TKO負け。担架で退場する壮絶な負けを喫した桑原は「いつかリベンジしたいと思っていたし、しかもその舞台が東京ドーム。大橋会長に感謝したい」とまずはチャンスを得た喜びを口にした。
桑原は3年前の自分を「まだアマチュアの延長。スピード一本で勝負していた」と振り返る。阿久井にプロ初黒星をなすりつけれた桑原はスタイルを改革に着手した。技術面は松本好二トレーナーとともに駆け引きや強弱、緩急をつけてボクシングの習得に取り組み、「ただ速いだけ」からの脱却に取り組んだ。
フィジカル面は、同僚の武居由樹が所属していた格闘技ジム「パワー・オブ・ドリーム」で週1、2回のフィジカルトレーニングを敢行。ハンマーを叩いたり、タイヤをひっくり返したりという「原始的で、生物的に強くなれるようなトレーニング」を続け、「腕がふた回りくらい太くなった」という。
その成果は試合に現われ、阿久井戦以降は5連勝(4KO)。22年10月には強打のジーメル・マグラモ(フィリピン)を空転させて東洋太平洋王座を獲得した。大橋会長は「あの試合を評価して世界に挑戦させようと決めた」と説明した。
桑原が敗戦を機に心身ともに成長を遂げた一方で、世界王者となった阿久井も3年前と違うことは言うまでもない。桑原は阿久井が1月にアルテム・ダラキアン(ウクライナ)から王座を奪った試合を振り返り、「あの(阿久井の)プレスをどうするか」と厳しい表情を浮かべた。
試合まで2カ月、松本トレーナーと話し合って阿久井対策を進めていく。桑原は「前回倒されているので、倒し返したい気持ちはあるけど、自分がやるべボクシングをしっかりやりたい。(4大世界戦の)トップバッターとして他の大橋ジムの3選手に勢いをつけたい」と必勝を誓った。
大橋会長によると、世界戦の順番はいまのところ、阿久井(倉敷守安=WBAフライ級王者)×桑原(大橋)を皮切りに、井上拓真(大橋=WBAバンタム級王者)×石田匠(井岡)、ジェーソン・モロニー(豪=WBOバンタム級王者)×武居由樹(大橋)、井上尚弥(大橋=S・バンタム級4団体統一王者)×ルイス・ネリ(メキシコ)となっている。
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