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“ザ・グレーテスト”モハメド・アリがプロレスWWE殿堂入り

2024年3月12日 9時42分

 アメリカ最大のプロレス団体WWEは11日、元世界ヘビー級チャンピオン“ザ・グレーテスト”モハメド・アリの殿堂入りを発表した。アリは2016年6月3日、74歳で亡くなっている。

 WWEはホームページで、「アリはボクサーとして最もよく知られているが、スポーツエンタテインメントの世界で大きな影響を与えた」として、1976年月26日に日本武道館で行われたアリとアントニオ猪木の異種格闘技戦に言及した。

 3万2000人の観衆の前で、特別ルールで行われた一戦は15ラウンド引き分け。アメリカではシェイ・スタジアムで非公開のテレビ中継が行われ、3万3000人が見守った。

 当時は批判も多かった異種格闘技戦だが、WWEは「このイベントは大成功を収め、数え切れないほど新しいファンを業界にもたらしたと同時に、現代の総合格闘技のさきがけと見なされた。アリと猪木は友人となり、猪木はアリのテーマ曲を自分のものとして使用した」と記した。

 また、アリは引退後の1984年、WWEの第1回レッスルマニアに特別ゲスト審判として出場した。

 1960年のローマ五輪金メダリストのアリはプロで世界ヘビー級王座に3度就き、そのカリスマ性から「20世紀で最も偉大なスポーツ選手」としてその名を歴史に残した。1990年にボクシング殿堂入りをはたしている。

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