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カネロに未練なし? “メキシカン・モンスター”ベナビデス「ベストなタイミングで階級アップ」

2024年6月14日 15時30分

 ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで15日(日本時間16日)挙行されるダブルヘッダーの一つ、WBC・L・ヘビー級暫定王座決定戦の最終会見が13日行われた。

 前日に行われたWBAライト級タイトルマッチ、王者ジェルボンテ・デービス(米)vs.挑戦者フランク・マーティン(米)の会見は激しい罵り合いが展開されたが、この日はヒートアップすることなく進行。WBC・S・ミドル級暫定王者デビッド・ベナビデス(米=写真)、元WBC・L・ヘビー級暫定王者オレクサンドル・ゴズディク(ウクライナ)が意気込みを語った。

 メキシカンモンスターの異名が定着したベナビデスは「とてもエキサイトしている。もう168(S・ミドル級)に留まる理由はないと思う。最大の目標は168のベルトを獲得することだったけど、カネロが全部を所有して私と対戦しようとしない。もう10年、168でやって来て、体が大きくなり限界だと感じる。これが(転向の)パーフェクトなタイミングだと思う」と発言。ファンが待ち望むサウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)との対決に否定的なスタンスを示した。

 一方、アルツール・ベテルビエフ(ロシア/カナダ)との統一戦で敗れた後、一時引退。復帰後3連勝して臨むゴズディクは「私はモンスターの強打に抵抗できる。私はこの試合に勝つ。キャリアで最高のコンディションに仕上がっている」と番狂わせを目指す。Photo by SUMIO YAMADA

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